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【レビュー】『KILLER INN(キラーイン)』マダミス×バトロワの新ジャンル!推理が苦手でも脳筋プレイでキルが取れる神ゲーだった

『KILLER INN』キービジュアル。仮面の人物とタイトルロゴ
『KILLER INN』より引用
この記事の目次

どうも、なす(@nasuyowa)です。

2026年2月13日にSteamで早期アクセスが始まった『KILLER INN(キラーイン)』ですが、発売前に先行プレイさせてもらう機会がありました。今回は、実際に遊んでみた感想をお届けします。

『KILLER INN』キービジュアル。仮面の人物とタイトルロゴ
『KILLER INN』より引用

ジャンルとしては「マーダーミステリーアクション」という攻めた組み合わせですが、実際に遊んでみるとバトルロイヤル系に近い感覚でした。

なお、僕が遊んだのは早期アクセス開始前のビルドです。その後のアップデートで変わった部分や、現在の価格・運営状況(2026年9月時点の公式情報)については、プレイ時点の話と分けて書いていきます。

『KILLER INN』とは

『KILLER INN』は、謎めいた館を舞台に、正体を隠した少数の「狼(Wolves)」チームと、多数派の「羊(Lambs)」チームに分かれて戦うオンライン専用の対戦アクションゲームです。

人狼ゲームのように「誰が敵か分からない」心理戦はありますが、全員で集まって会議をしたり、投票で追放者を決めたりする時間はありません。

証拠を集めて狼を暴くところから、銃や近接武器で決着をつけるところまで、すべてがリアルタイムで進みます。

公式サイトで「力で解決するハイスピードミステリーバトル」とうたわれているとおり、あれこれ考えている間に撃たれるような展開も普通に起こります。

エントランスホールで死体を囲むプレイヤーたちのゲーム画面
『KILLER INN』より引用

開発はカナダのTactic Studiosで、企画・製作はスクウェア・エニックスとTBS GAMESの共同プロジェクトです。2025年6月の「Summer Game Fest 2025」で発表された完全新規IPとして登場しました。

基本情報をまとめておきます。

  • 配信:早期アクセス版が2026年2月13日からSteamで配信中(ダウンロード専用)
  • 対応OS:Windows(Mac/Linux版なし)
  • ジャンル:マーダーミステリーアクション(オンライン専用)
  • 開発:Tactic Studios
  • 企画・製作:SQUARE ENIX / TBS GAMES
  • プレイ人数:オンライン対戦(ソロまたは最大4人パーティ。カスタムロビーは最大30人)
  • レーティング:CERO D(17歳以上対象。出血・暴力表現あり)
  • 価格:早期アクセス版1,200円(税込)/スペシャルサポーターエディション3,400円(税込)

オンライン専用なのでインターネット接続は必須で、オフラインで遊べるモードはありません。

ただ、公式FAQによるとボイスチャットやテキストチャットは必須ではないとのこと。ほかのプレイヤーと一切話さなくても遊べる設計になっています。

Tactic Studios / SQUARE ENIX・TBS GAMES(Steam・Windows)
¥1,200 (2026/09/19 12:01時点)

実際に遊んだ流れ――狼と羊に分かれるリアルタイム対戦

試合が始まると、プレイヤーは「狼」か「羊」の役職に割り振られます。

僕が遊んだ先行プレイのビルドでは、24人のプレイヤーが狼8人・羊16人に分かれる構成でした。

なお現在のバージョン(0.9.5以降)では狼が全体の約40%になるよう調整されていて、公式ニュースによると24人以外にも12人や6人規模のマッチも想定されているそうです。

役職「羊」が割り当てられた画面。証拠を集めて狼を倒すか船で脱出するのが目標
『KILLER INN』より引用

勝利条件は役職ごとに分かれています。

  • 狼:羊チームを全員倒す。または制限時間内に羊の脱出を阻止する
  • 羊:狼チームを全員倒す。または「城からの脱出」を成功させる

狼チームは最初からお互いの正体を知っていますが、羊側は誰が狼なのか分かりません。

すぐ隣を歩いている相手が味方なのか犯人なのか分からないという、張り詰めた空気がゲームの土台になっています。

マッチ開始直後は、フィールド全体がセーフゾーンになる「ノーキルタイム」が用意されています。

僕がプレイした時点では90秒でしたが、現在の公式Webマニュアルでは120秒になっています。開始直後にいきなり狩られて即退場、みたいな理不尽がないので、初心者にも優しい調整です。

序盤は、館のあちこちにいるNPC「スタッフ」からクエストを受けるのが基本の立ち回りになります。

クエストをこなすと経験値・ゴールド・クエストトークンが手に入り、トークンで宝箱を開ければ強力な装備が手に入ります。ゴールドを貯めてスタッフから直接アイテムを買うことも可能です。

クエストとして出されるパズル系ミニゲームの画面。「この組み合わせを見つけろ」の指示とシンボルが並ぶ盤面
『KILLER INN』より引用

ゲーム開始時のプレイヤーは武器を持っていません。まずはクエストをこなして資金を集め、武器を買うところからスタートします。

クエストの中には、ちょっとしたパズル系のミニゲームもありました。

スタッフには武器商人、防具商人、闇商人、医師、バーテンダー、マネージャーといった種類がいて、扱う商品がそれぞれ違います。

治療やプレイヤーの追跡を頼めるスタッフもいるので、館内のどこに誰がいるかを覚えること自体が大事なポイントになってきます。

特に印象的だったのが、誰かが死体を見つけると「死体が見つかった!」とアナウンスが入ることです。状況を確認しようとしたプレイヤーが同じ部屋にわらわら集まってきます。

犯行現場の前で大渋滞が起きる光景は、かなりシュールでした。

「劇場の犯行現場」へプレイヤーが集まって渋滞しているゲーム画面。犯行現場の表示と多数のキャラクター
『KILLER INN』より引用

推理が苦手でも大丈夫だった――証拠集めと自動絞り込み

本作の核になるのが「証拠」システムです。

狼は羊を倒すと現場に必ず証拠を残します。残された死体を調べることで、犯人につながる手がかりが見つかる仕組みです。

証拠には、現場の様子や目撃情報から分かる「服」「髪の毛」のほか、作業台での鑑定が必要な「指紋」「血痕」があります。

鑑定済みの証拠はごく少数のプレイヤーにしか一致しないため、犯人を特定する強い手がかりになります。

「証拠発見 青い服」と表示され、該当する容疑者の顔が提示される画面
『KILLER INN』より引用

ありがたかったのが、証拠を集めれば犯人候補が自動でピックアップされるところです。

証拠の特徴に当てはまるプレイヤーが容疑者リストでどんどん絞り込まれていくので、頭を使うのが苦手な僕みたいなタイプでも全然大丈夫でした。

容疑者リスト画面。証拠の特徴に合うプレイヤーが絞り込まれている
『KILLER INN』より引用

さらに狼の正体を完全に特定すると、その狼に与えるダメージが増える「狼確定ボーナス」が発生します。

追加の証拠を集めればボーナスはさらに上がるので、推理の成果がそのまま戦闘の有利さにつながります。推理することにしっかりメリットがある設計なのも嬉しいポイントです。

容疑者リストで対象が「狼確定」と表示されダメージ+20%の効果が付いた観戦中の画面
『KILLER INN』より引用

ちなみに以前のテストでは狼陣営の勝率がかなり高かったらしいのですが、僕がプレイしたバージョンでは調整が入っていて、バランスがかなり良くなっていた印象です。

集めた証拠はスタッフに共有(売却)すると、経験値とゴールドが手に入ります。共有された証拠は、ほかのプレイヤーも買える商品になります。

面白いのは狼側も証拠を買い取れる点です。自分や仲間につながる証拠を買い占めれば、羊への情報拡散を遅らせることができます。万が一スタッフに犯行を目撃されても、賄賂を渡せば情報を握りつぶせます。

また「証拠のかけら」という仕組みもあり、狼も羊もプレイ中に一定間隔でかけらを周囲に落としていきます。

かけら3個で1個の証拠になるので、館内を歩いて拾い集めるだけでも推理が進みます。

狼には「罪レベル」が設定されていて、キルを重ねるごとにLow→Middle→Highと上昇していきます。

レベルが高いほどかけらを落とす間隔が短くなるので、狼が派手に暴れるほど正体がバレやすくなる仕組みです。このあたりも本当にうまくできています。

狼側のプレイヤーが証拠を隠蔽する「Conceal」ミニゲーム画面
『KILLER INN』より引用

上がった罪レベルは、マップ内のシャワーや洗い場で洗えば下げられます。暴れたあとは、こっそり身を清めに行く必要があります。

さらに狼は、試合開始時点で「生贄の死体」という特殊な死体に、自分につながるかけらを2つ残した状態からスタートします。

この場所は狼側しか知らないため、羊に見つかる前に回収して隠蔽しに行くかどうかも駆け引きになります。

殺意を抑える仕組み――セーフゾーンと同士討ちペナルティ

館の中にはスタッフの監視が行き届く「セーフゾーン」があり、中に入ると30秒間は完全に無敵になります。

ただし、ほかのプレイヤーと交戦すると「戦闘中」判定(バトルタイマーで約10秒)になり、その間はゾーンの保護を受けられません。

セーフゾーンの仕組みを解説する公式の図。スタッフの監視範囲内は30秒間無敵
『KILLER INN』より引用

重要なのは、セーフゾーン内でキルが発生すると、倒した狼の正体が全プレイヤーへ即座に公開される点です。

追い詰められた羊がゾーンに逃げ込んで倒された場合も侵害とみなされるため、狼側も安全地帯ではむやみに暴れられません。

セーフゾーン付近でキルが起きたときは、NPCスタッフが目撃情報や犯行現場の場所を教えてくれる仕組みもあります。

仲間同士への攻撃には厳しいペナルティが用意されています。

羊が羊を、狼が狼を殺そうとすると、仕掛けた側が石化してゲームから退場になる「同士討ちペナルティ」が発動します。つまり「こいつ狼かも」と攻撃した相手が実は味方の羊だった場合、退場するのは自分自身です。

そのため、証拠もないまま力押しで攻撃するのは大きなリスクを伴います(反撃での返り討ち、いわゆる報復キルは免除されます)。

戦闘は銃撃戦だけではありません。

相手に近づいて仕掛ける組み付き攻撃「グラップル」のミニゲームや、ナイフ・麻酔薬を装備して背後から忍び寄る確定キル(刺殺・薬殺)も用意されています。

他プレイヤーへの「グラップル」ミニゲーム中の画面。ゲージを合わせて攻撃する
『KILLER INN』より引用

探索面で重要なのが「フォーカスモード」です。

周囲のアイテムやトラップ、落ちている証拠を視覚的に捉えられるほか、死体を調べたあとに犯人の足跡を追跡したり、壁の向こうの物音から気配を感じ取ったりできます。

ちなみに作業台で装備の強化や証拠の鑑定をしている間はかなり無防備で、僕も作業中に背後から襲われるというサスペンス映画のような展開を食らいました。

羊のもう一つの勝ち筋「城からの脱出」

羊チームには、狼の全滅以外にもうひとつの勝利条件があります。

マップ内を徘徊する強力なNPC敵「ガーディアン」4体を倒して「黄金の鍵」を集め、ゲートを開放。船着き場へ向かい、制限時間内に6か所の錨(いかり)をすべて巻き上げれば脱出成功です。

ゲート解放後「GO TO THE HARBOR」の指示で港へ向かう画面
『KILLER INN』より引用

ゲートが開くと戦場は港エリアへ移行し、橋が上がったあとは港以外のすべての区域が即死のキルゾーンになります。

狼側は巻き上げられた錨を下ろして脱出を邪魔できるため、終盤は港を舞台にした集団戦になりやすい構成です。制限時間内に船を出せなければ狼チームの勝利となります。

推理で狼を追い詰めるか、脱出を目指すか、はたまた力押しで全員倒すか。勝ち筋の選択肢がいくつも用意されているのが、このゲームの面白いところです。

脳筋プレイの快感――フェルナンドのグラップルで6キル

プレイアブルキャラクターは25人以上いて、それぞれに固有アビリティが実装されているのも面白いポイントです。

銃火器系のアビリティから姿を消せるステルス系、クエストが楽になるサポート系まで、バリエーションはかなり豊富です。アビリティはキャラごとに2種類あり、レベルを上げると解放される仕組みになっています。

キャラクター選択画面。多数のキャラアイコンと、選んだキャラの2種類のアビリティが表示される
『KILLER INN』より引用

僕が使った「ボクサー フェルナンド」というキャラが強烈でした。

こいつは「グラップル」(近づいて仕掛ける組み付き攻撃)のダメージを強化できるアビリティを持っていて、近づいてミニゲームに勝ちさえすればほぼキル確定という脳筋プレイが可能です。エイムが下手な僕でもガンガンキルが取れて最高でした。

フェルナンドで相手にグラップルを仕掛けているゲーム画面。「Attack」の表示とゲージのミニゲーム
『KILLER INN』より引用

狼陣営でフェルナンドを使って殴りまくった結果、バトロワ初心者なのに6キルを達成。マジで楽しかったです。

推理も銃も関係なく力づくで殴りかかるスタイルが普通に通用するのが、このゲームの懐の深さですね。

ただし「武術家 ミャオ」というキャラにはグラップルを自動無効化するアビリティがあり、掴みかかったらあっさり振り払われて返り討ちにされました。こうしたキャラ同士の相性がしっかりあるのも奥深いところです。

キャラクター紹介アート。海賊「ヴァスコ」の立ち姿
『KILLER INN』より引用

公式サイトではほかにも、シールドポーションのマイナス効果を受けず港で強くなる「海賊 ヴァスコ」や、獲得経験値が増える「ゲーマー サニー」などが紹介されています。

これまでのアップデートでも新キャラが追加されてきました(0.9.4でアサシンとランナー、0.9.5でジャーナリストとサイコメトリスト)。

近接武器の強化と毒のエグさ

武器の種類も多彩です。

ライフルやショットガンの重火器、SMGやリボルバーのサイドアーム、棍棒・戦斧・バールの近接武器、グレネード・トラップ・ダーツ・ポイズンスプレーといったサブウェポン、ナイフや麻酔薬の特殊武器までそろっています。

館内の作業台でゴールドを払えば強化することができ、リボルバーにサイレンサーを付けたり、戦斧に毒効果を付与したりと、プレイスタイルに合わせた追加効果を選べます。

なかでも近接武器の強化で付く「毒」がかなり強力でした。僕が遊んだ時点では、1〜2発当てるだけで持続ダメージによってキルが取れるレベルで、回復アイテムを持っていない相手ならほぼ即死でした。

プレイヤー同士が近接で戦闘している観戦中の画面。容疑者リストとキャラクター名が表示される
『KILLER INN』より引用

全プレイヤーはレベル1からスタートして、クエスト達成・キル・証拠の納品で経験値を稼いでレベルアップします。

レベルが上がるとHPとスタミナの最大値が増えて、キャラ固有のパッシブアビリティが有効になる仕組みです。

また、始めたばかりのプレイヤーには「初心者バフ」が自動で適用されます(カジュアルマッチ合計30回、または合計10キルで卒業)。

デバフ耐性や物理ダメージ軽減、獲得ゴールド・経験値の増加に加えて、攻撃を受けても「戦闘中」判定になりません。そのため、襲われてもセーフゾーンへ逃げ込めば確実に身を守れます。

自室の引き出しに護身用スタンガンが必ず入っているのも心強い仕様です。

庭園エリアで武器を構えて移動するプレイヤーの画面
『KILLER INN』より引用

先行プレイからの大きな変更――ゴースト・復活と現在の運営状況

ここからは、僕が遊んだ2026年2月のビルドから変わった部分と現在の状況です。

公式ニュースによると、2026年8月に配信されたバージョン0.9.5で「ゴースト」と「復活」の新システムが実装されて、ゲームの流れが大きく変わったそうです。

1回目の死亡時、プレイヤーは自動的に「ゴースト」状態になり、45秒間はマップを自由に動き回れるとのこと。証拠を集めたり(狼なら証拠を隠蔽したり)、生きているプレイヤーに見える「ゴーストサイン」を残したり、ゴースト同士で会話したりできます。

45秒が経過すると肉体を取り戻して自動的に「復活」し、自室か港の復活ポイントから戦場へ復帰します。

復活は1回までで、2回目の死亡ではそのまま退場となります。集めた証拠や経験値、ゴールド、トークン、手持ちアイテムは復活後も引き継がれるため、序盤に倒されてもやり直しがきく設計になったそうです。

ゴースト状態の仕組みを解説する公式の図。死亡後45秒間はゴーストとして行動可能
『KILLER INN』より引用

ただし、同士討ちで石化した場合や、残り時間がわずかな状況、ゲート解放後に港へたどり着けないまま死亡した場合は復活できません。

復活の条件と引き継ぎ要素を解説する公式の図
『KILLER INN』より引用

パッチノートによると、この変更の狙いは「装備を整える間もなく倒されて何もできないまま終わる」「港にたどり着く前に試合が終わる」といった、何もできずに終わってしまう試合のストレスを解消するためだと説明されています。

僕が遊んだ時点では死亡=即退場だったので、かなり印象が変わりそうなアップデートです。

運営状況についても正直に書いておきます。2026年9月現在の最新バージョンは0.9.5.1です。

同月の公式ニュース「The Wolf Feed Vol. 26」で、当初約8か月を予定していた早期アクセス期間が見直され、正式リリースへの移行時期が「未定」になったと発表されました。

Steamストアのカプセルアート
『KILLER INN』より引用

今後は新機能やアップデートの配信をいったん停止して、正式版の完成に向けた開発に集中するとのこと。ゲーム自体は引き続きプレイ可能です。

Steamのユーザーレビューは記事執筆時点で「賛否両論」(好評329件・不評438件、計767件)。

外部の非公式集計サイト「Steam Charts」を見ると、配信直後の2026年2月に平均372人いた同時接続プレイヤー数が、8月には平均10人台まで減っている様子も確認できます(※公式発表の数値ではない点は注意が必要です)。

オンライン専用タイトルなので、実際に人が集まってマッチングしやすいかは購入前に押さえておきたい重要ポイントです。まずは無料体験版でマッチングの成立具合を確かめてみるのが確実だと思います。

料金・エディション・無料体験版

現在用意されている購入形態は2つのエディションです。

  • 『KILLER INN』早期アクセス版:1,200円(税込)
  • 『KILLER INN』スペシャルサポーターエディション(早期アクセス版):3,400円(税込)
スペシャルサポーターエディションの内容。ゲーム本編・プレイアブルキャラクター・スキン・カスタムロビーの詳細ルール設定機能
『KILLER INN』より引用

上位版のスペシャルサポーターエディションには、限定プレイアブルキャラクター「シリアルキラー」「探偵」、戦斧・棍棒・SMG・ボディアーマーのスキン、カスタムロビーの詳細ルールカスタマイズ機能が付属します。

通常版を買ったあとから「Special Supporter Upgrade」(2,200円)でアップグレードすることも可能です。また、ゲーム内BGMを収録した「オリジナルサウンドトラック Vol.1」(1,980円)のDLCも販売されています。

早期アクセス終了後は本体価格の変更が予定されていますが、早期アクセス版を買っていれば正式リリース版へ無償で自動アップデートされ、ゲーム内課金の情報を含むセーブデータも引き継がれると公式FAQで案内されています。

追加課金要素として衣装・武器スキン・プレミアムバトルパス・キャラクター即時アンロックなどがありますが、公式FAQでは「ゲームの勝敗に直接影響するような追加課金要素はありません」と明記されています。強さをお金で買うタイプの課金ではない点は安心できるポイントです。

購入前に試したい人向けには、無料体験版「KILLER INN Free Trial」がSteamで配信されています(2026年5月21日リリース)。プレイ時間や対戦回数の制限はなく、進行状況や獲得経験値はそのまま製品版へ引き継げます。

選べるマッチやカスタマイズの一部に制限はあるものの、手持ちのPCでの動作確認やマッチングの様子を確かめるには十分な内容です。

どんな人におすすめ?

正直、僕はマーダーミステリーもバトルロイヤルもほぼ経験ゼロだったのですが、想像以上に楽しめたのが嬉しい驚きでした。

推理要素はそこまで難しく考えなくても大丈夫で、証拠のかけらを拾っていれば自然と犯人候補が挙がってきます。銃のエイムが苦手でも、グラップルや近接武器でしっかりキルが取れる。間口が本当に広いんですよね。

ほかのプレイヤーと出くわしたときの「こいつは敵か味方か……?」という緊張感もたまりません。遭遇したからといって即戦闘になるわけではないので、お互いに様子を伺いながら探り合う駆け引きが独特です。

狼陣営でも羊陣営でもそれぞれ違った楽しみ方ができますし、キャラの相性やアビリティの組み合わせを突き詰めていけば、かなりやり込めるポテンシャルを感じました。

庭園での戦闘シーン。キャラクターが銃を構えて交戦している
『KILLER INN』より引用

実際に遊んでみて、以下のような人に向いていると感じました。

  • 人狼やマーダーミステリーの「正体隠匿」は好きだけど、議論フェーズよりアクションで決着をつけたい人
  • 正体隠匿ゲームに装備集めやキャラビルドの要素を足した作品を探している人
  • 銃のエイムに自信がないけれど、対人ゲームでキルを取る快感を味わいたい人(僕がそうでした)
  • 1,200円という手頃な価格で対人アクションを気軽に試したい人(無料体験版もあります)
  • ボイスチャットやテキストチャットを使わずに遊びたい人
  • 最大30人のカスタムロビーで友人とだけ集まって遊びたいグループ(推奨最低人数は9人)

一方で、購入前に把握しておきたい注意点もあります。

  • Windows PCとSteamが必須(コンソール版・Mac版はなし)
  • オンライン専用なのでオフラインでは一切遊べない
  • 対人戦がメインなので、ひとりで遊ぶストーリー体験を求めている人には合わない
  • 現在は新規アップデートの一時停止期間中で、正式リリースの時期は未定
  • CERO D(17歳以上対象)で出血・暴力表現を含む

まとめ

『KILLER INN』は、マーダーミステリー×バトルロイヤルという挑戦的なジャンルながら、初心者でも気軽に楽しめる懐の広さがある作品でした。

証拠を集めて狼を暴き、暴いたら力で仕留める。議論も投票もないハイスピードなミステリーバトルは、本作ならではの体験です。エイムに自信がなくてもフェルナンドのグラップルで6キル取れたくらいなので、間口の広さは本物だと感じます。

早期アクセス版は1,200円(税込)と手を出しやすい価格ですし、無料体験版でPCの動作やマッチングの手応えを事前に確かめられるのもありがたいところです。

正式版への移行時期が未定で新規更新が止まっている現状だけはしっかり把握したうえで、気になった方はまず無料体験版から触ってみてください。

それでは、良きミステリー&バトルライフを!おわり!

どうも、なす(@nasuyowa)です。

映画と漫画、アニメ、ゲームが好きです。面白かった作品や、買ってよかったものを紹介してます。

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