ファイアパンチが面白すぎる
どうも、なすです。漫画漬けの日々を送ってます。
突然ですが、みなさん「ファイアパンチ」という漫画をご存知ですか?
「少年ジャンプ+」という週刊少年ジャンプ系列のアプリの連載作品なのですが、本家ジャンプの連載作品より断然おもしろいんです。
※現在はYahoo Japanが運営する「ebookjapan」で無料配信されています (iOS限定)
連載開始当初から奇抜な設定や胸糞な描写が話題だったので、作品名は知っているという方も多いのではないでしょうか。
ただ連載が進むに連れて、「終末のハーレム」や「彼方のアストラ」の後塵を拝してる感が否めません。
(終末のハーレムは設定が反則なのでしょうがないですが…。)
(終末のハーレム 1巻より)
男だけに感染するウイルスの流行で、人口の99.9%が女になってしまった世界。そんなハーレム状態の世界に、病気治療のため人口冬眠をしていた主人公(男)が目覚める話。
当然、世の中に男がいないので大切に(意味深)扱われる。ちなみに作画はガチの成年漫画家が担当。
話を戻しましょう。
そんなファイアパンチを1巻から読み返してみたのですが、やっぱり面白すぎたので記事にしてみました。
▼とりあえず第1話のワンシーンをご覧ください
(ファイアパンチ 1巻より)
興味が湧きましたか?
それではここから「ファイアパンチ」の魅力を紹介していきます!
目次
あらすじ
(ファイアパンチ 1巻より)
まずはあらすじを箇条書きでどうぞ
- 世界中が雪に覆われたせいで人類が絶滅寸前
- 雪がやばすぎて、資源が底をつきそう
- ごく一部の人間は「祝福」という特殊能力を持っている(火を出せる、電気が出せる・・・など)
- 「祝福」を持っている人間は「祝福者」と呼ばれている
- 世界が雪に覆われた原因は「氷の女王」という祝福者の仕業だとされている
- 主人公は「肉体を再生する」祝福を持っている
雪がやばすぎて人類滅亡しそうな世界が舞台でごく少数の能力者がアレコレする話です。
そしてファイアパンチの世界には特殊能力者がいますが、ジョジョやハンタのような能力バトルがメインではありません。
魅力その1:登場人物の性格がやばい
ファイアパンチの1つ目の魅力は登場人物の頭のネジが吹っ飛んでるところ。
まずは、その中でも特にやばい「トガタ」という人物を紹介します。
▼トガタ
(ファイアパンチ 1巻より)
トガタとはどのような人物なのか?
・本作の鍵を握る主要キャラクター(主人公ではない)
・映画マニア
・強力な再生能力を持つ祝福者(年齢は約300歳)
・少女が襲われそうな場面でも映画の演出を優先する
(ファイアパンチ 1巻より)
・倒した敵の生首との記念写真をせがむ
(ファイアパンチ 1巻より)
・生首を持ったまま追いかけっこする
(ファイアパンチ 1巻より)
「あの人達・・・まともじゃないんだ・・・」というセリフが刺さりますね。
このようにぶっ飛んだキャラクターがファイアパンチの魅力のひとつです。
魅力その2:シリアスな笑い
ファイアパンチの2つ目の魅力は所々でシリアスな笑いを挟んでくるところです。
(「バクマン。」より)
週刊少年ジャンプで連載されていた「バクマン。」内で説明された表現方法。「シリアスな場面なのに笑えてしまう場面」のことを指す。
ファイアパンチでは、この「シリアスな笑い」が多用されています。
シリアスな展開の途中で「笑い」が突然生まれることで、その世界感にどんどん引き込まれていくんですね。
先ほど紹介した追いかけっこのシーンなんかもいい例です。他にも紹介していきます。
「強姦は罪ではない」と答える兵士に対して一言
(ファイアパンチ 1巻より)
(ファイアパンチ 1巻より)
「こいつのキャラと住んでる世界観が出るよね!」
と、唐突にメタ発言するトガタ。
参考 メタ発言とは?pixiv.net「言った、言ってない」のやりとりからの主人公の一言
(ファイアパンチ 1巻より)
(ファイアパンチ 1巻より)
「映画の撮影のためなら何でも協力する」との約束を律儀に守る主人公
ここまで書いといてなんなんですけど、笑いの解説って難しいですね。
(笑いの)相性が良さそうな方にはぜひ読んで欲しいと思います。僕のツボにはガンガン刺さりました。
魅力その3:先の読めないストーリー展開
藤本タツキ先生はストーリーについて、過去のインタビューでこんな回答をしています。
僕は物語が展開される中で、ジャンルが変わるというか、読者が事前に予想していた展開からまったく別の方向へ進んでいくマンガを作りたいと思っているんです。
「ファイアパンチ」は今後3回か4回、ジャンルが変わります。
たしかに既刊3巻の時点で、
・サスペンス
・バトル
・ドキュメンタリー
と様々なジャンルに展開しています。
作者の言うとおり「3回か4回のジャンル転換」ならば、そろそろ最終回なのでは??と勘ぐってしまいますが、果たして今後の展開はどうなるのでしょうか。
※追記:2018年2月に発売された8巻で完結しました
ファイアパンチの魅力まとめ
ファイアパンチの魅力が少しは伝わったでしょうか?興味の湧いた方にはぜひ読んで欲しいと思います。個人的にはここ最近で1番面白いと感じた作品です。
全8巻と短い作品なので一気に読んでマンガの世界観に浸ってほしいと思います。
最後の最後まで謎が謎を呼ぶストーリー展開、絶対に楽しめますよ!
おわり
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