格闘ゲームの名作『ブレイブルー』シリーズのキャラたちが、まさかの2Dアクションローグライトで大暴れする『BlazBlue Entropy Effect X』。PC版の『Entropy Effect』がベースになってるんだけど、今回のX版はコンシューマ向けにストーリーもシステムも大幅にリニューアルされてて、もはや別ゲーレベルの進化を遂げてる。これがマジでヤバいんだわ。

目次
ストーリーが格段に進化!「ラボ」を拠点に世界を救え
X版で一番変わったのはストーリーの見せ方だと思う。前のPC版はロボットを操作しながらメカだらけのハブを探索する感じで、正直ストーリーにはあんまり興味が湧かなかったんだよね。でも今回は「ラボ」って呼ばれる1つの研究施設が拠点になってて、4人の研究者たちと協力しながらミッションを進めていく構成に変わってる。
主人公の「エース」は、現実の向こう側にある「可能性の海」に潜れる唯一の存在。謎のドクター・メルクリウスの指示のもと、世界の崩壊を食い止めるための「可能性の欠片(シャード)」を集めていくんだけど、このシャードの中にブレイブルーのキャラたちが関わる重大イベントが詰まってるのがアツい。格ゲー本編のストーリーと絡むシーンもあって、BBファンなら思わずニヤリとする場面が満載だった。
研究者たちもそれぞれキャラが立ってて、ダイブを繰り返すうちにどんどん深い部分が見えてくる。最初は「まあローグライトだしストーリーはおまけかな」って思ってたけど、中盤以降の展開は良い意味で裏切られたよ。
戦闘が神すぎる。アクションローグライトの最高峰

このゲームの最大の魅力はバトル。これはもう断言できる。僕がこれまでプレイしたアクションローグライトの中で、戦闘システムは間違いなくトップクラスだと思う。
プレイアブルキャラは全14体で、しかもDLCキャラだった『Dead Cells』のヘッドレスと『ICEY』のアイシーも最初から無料で使える太っ腹仕様。各キャラの操作感がもう全然違って、近接特化のゴリ押しキャラから遠距離で立ち回るテクニカルなキャラまで、マジでそれぞれ別のゲームを遊んでる感覚になる。
パーフェクト回避のタイミングを掴んだときの気持ちよさ、コンボが繋がったときの脳汁、敵の攻撃パターンを読み切ったときの達成感。格ゲーの血統を感じるレスポンスの良さがローグライトに落とし込まれてるから、1ランだけのつもりが気づいたら3時間経ってるやつ。
ビルドの自由度がハンパない

ラン中に手に入る強化要素も充実してる。技を拡張する「ポテンシャル」、攻撃に属性を付与する「タクティクス」、HP回復のポーションなど、リスクとリターンのバランスが絶妙。特にタクティクスが面白くて、通常技に氷属性を乗せたり、回避に雷を纏わせたりできるから、同じキャラでもランごとにプレイスタイルが全然変わってくるんだよね。
さらに「アバター継承」ってシステムがあって、ランが終わったあとにキャラの状態を保存できる。次のランで別のキャラを選んでも、前のキャラのタクティクスやレガシータレントを引き継げるから、ランを重ねるほどビルドの幅が指数関数的に広がっていく。これが中毒性の正体。
エントロピーシステムで高難度も自分好みに

やり込み派には「エントロピーシステム」がたまらない。ランの開始前に「敵のダメージ増加」「敵のHP増加」みたいな縛りを自分で設定できて、その制約の合計値に応じて報酬がアップする仕組み。エントロピーポイントが50を超えると「エクストリームゾーン」が解禁されて、さらにヤバい高難度モードに突入できる。
「それってただの水増しじゃない?」って思うかもしれないけど、アバター継承で強くなりすぎた分のバランスを取る設計になってるから、むしろ丁度いい。新しいステージやボスもこのモードの先に用意されてて、やればやるほどコンテンツが開放されていく感覚が気持ちいい。
気になった点
ほぼベタ褒めだけど、気になった点も正直に書いておく。まず序盤の情報量が多すぎる。システムの説明が一気に来るから、最初の数時間はちょっと面食らうかも。あとポテンシャルの説明テキストが後半になるほど長文化して読むのがしんどい。慣れれば問題ないけど、もうちょいUIで工夫してほしかった。
それと敵のバリエーションがもう少し欲しかった。戦闘システムが神なだけに、同じタイプの敵と何度も戦うのはちょっともったいない。ボス戦は個性的で楽しいんだけどね。
まとめ:アクションローグライト好きなら絶対買い

『BlazBlue Entropy Effect X』は、格闘ゲームの名門IPを2Dアクションローグライトとして見事に再構築した傑作。14体のキャラそれぞれが全く違うゲーム体験を提供してくれるから、リプレイ性がとんでもない。ストーリーもPC版から大幅に改善されてて、BBファンはもちろん、ブレイブルーを知らない人でも純粋にアクションゲームとして楽しめる。
開発の91ActとパブリッシャーのAstrolabe Games、そしてシリーズのシナリオに携わった駒尾真子氏と熊川哲人氏が参加してるだけあって、単なるキャラ借りスピンオフとは一線を画すクオリティ。2026年2月12日発売で、PS5・Nintendo Switch・Xbox Series X|Sに対応。ローカル&オンラインの2人co-opにも対応してるから、友達と一緒に遊ぶのもアリ。
アクションローグライトが好きなら間違いなく買い。格ゲーが苦手な人でも全然大丈夫、むしろこのゲームがきっかけでブレイブルー本編にも興味が湧くかもしれない。マジでおすすめ。

