【先行プレイ】『シー オブ レムナンツ』NPC400人殺害OK!自由度ぶっ壊れの海洋オープンワールドRPG

IdentityV 第五人格』を手がけたNetEase Games・Joker studioの新作RPG『シー オブ レムナンツ(SEA OF REMNANTS)』のクローズドテスト版を先行プレイしてきました!PS5・PC(Steam)・スマートフォン(iOS/Android)対応で基本プレイ無料。海洋オープンワールドRPGなんだけど、自由度がぶっ壊れてるのが最大の特徴です。

マジで「え、そこまでやっていいの?」ってなる場面が多すぎて、ずっとニヤニヤしながらプレイしていました。「プレイヤーが気に入らなければNPCを殺害しても構わない」「NPCを全滅させることも想定している」と開発自らが言っちゃうレベル。2月5日から開始されるクローズドテストと同じバージョンでの所感をお届けします!

シー オブ レムナンツ シグムンドとの会話シーン
シグムンドとの会話シーン。「あなたのように全部忘れてしまうのは珍しい」と言われる主人公

人形たちが織りなす「忘却と再出発」の物語

開発いわく、『IdentityV 第五人格』とはまったく違うゲームシステムだけど、ふたつの共通点があるとのこと。

ひとつが主人公のボディ。第五人格ではぬいぐるみ、本作では人形がベースになっていて、人ならざる者たちの姿を精巧なテクスチャで雰囲気抜群に仕上げています。ふたつ目は「記憶と肉体、どちらが自分を形作るのか」というテーマ。第五人格では”探偵”として自己を問い続ける形でしたが、本作ではまったく違うアプローチで同じ問いに挑みます。

シグムンドのキャラクター詳細画面
シグムンドの詳細画面。人形技師兼時計屋という独特な設定。精巧なキャラクターデザインが目を引く

この世界の人形は死ぬときに血のような「ローズレッド」という赤い液体を流し、それとともに記憶を失ってまた目覚めるという設定があります。主人公たちは海賊として海に挑むんだけど、冒険の失敗=死ぬことで能力やスキルを忘れ、またイチから出港するループ構造が根幹にあります。

実際にプレイ中、溶岩で船が沈没して装備も経験値もすべて失った状態で浜辺に流れ着くというローグライク的な展開がありました。この「冒険→忘却→また冒険」というループは、クリストファー・ノーラン監督の映画『メメント』を参考にしているそうです。ストーリーとゲームシステムが見事に噛み合っていて感心しました。

記憶を失った主人公が海を目指す王道ストーリー

主人公はすべての記憶を失った状態でスタート。助けてくれたのが人形技師のシグムンド。近くには主人公と一緒に流れ着いたという白いワンピース姿の謎の少女が眠っています。

ボロボロの身体を修理(ここがキャラクターメイキング!)して、記憶を取り戻すために奔走する中で、ワンピース姿の少女と瓜二つの快活な少女・ロージーに出会い、彼女とともに海に出ることになります。

ロージーとの会話シーン
ロージーとの会話。「あ、そうだ!昔拾ったビンが…」と話すロージー。明るくてトラブルメーカーな性格

ロージーのトラブルに巻き込まれて酒場で海賊のボスに絡まれ、逃げた先で意気投合。ロージーの船に乗って出港します。途中で流れるオープニング映像がまた最高で、ミュージカルを感じさせる演出。キャラが人形なこともあって、”劇”を見ているようなワクワク感があります。

ミュージカル風のオープニング演出
ミュージカルのような演出のオープニング。人形たちの劇を観ているような不思議な感覚

出港先で巨大なゴリラ的生物と海戦を繰り広げるも、突然の火山噴火で船は沈没。船を失ったふたりが新たな船と仲間を求めて冒険に出る……というのが序盤のストーリー。主人公はなぜ記憶がないのか、ロージーと瓜二つの少女の正体は何なのか、謎とロマンが詰まった冒頭でした。

オートピアの港町の風景
カラフルで活気あふれるオートピアの街並み。陽気な海賊たちが暮らす港町だ

400人のNPC全員殺害OK!前代未聞の自由度

本作最大のインパクトがこれ。主人公たちの拠点となる港町オートピアには400人以上の住民が生活していて、どのNPCとも交流が可能。一部のNPCには好感度システムもあって、仲よくなると個別ルートが開けます。構想段階では全NPCに個別ルートを用意するつもりだったそうですが、現状では7人くらい実装されているとのこと。

……ここまでは普通のRPGなんだけど、ここからがヤバい。開発がさらっと「プレイヤーは気に入らないNPCがいたら殺害してしまっても構わない」と発言。さらに「全NPCを殺害することも想定しており、オートピアが荒廃してしまうエンディングも用意している」と紹介され、取材陣は息を呑みました。

NPCとの交流画面
個性豊かなNPCたちとの交流。好感度を上げるもよし、殺すもよし…自由度がハンパない

とはいえ『GTA』や『北斗の拳』みたいな殺伐とした世界観じゃなくて、オートピアは陽気な海賊たちが暮らす楽しそうな町。魅力的なキャラクターが多いので、正直手をかけるのは躊躇われます。あくまで「そこまでできる」という自由度の高さを示してる感じですね。

デビルダイスで「ずっと俺のターン!」な戦略バトル

バトルはターン制コマンドRPG。行動順に沿ってキャラが順番に攻撃します。ターンが回ってきたらふたつまでセット可能な「職業スキル」、キャラ固有の「海賊スキル」(クールタイムあり)、防御から選択。MPの概念はなく、職業スキルは状況に合わせてどちらを使うか選ぶ感じです。

さらに敵を攻撃したりダメージを受けるとゲージが溜まって「必殺攻撃」が使用可能に。必殺技は行動順を割り込めるので、ボス戦で相手のチャージに合わせるなど使いどころが重要。ド派手なムービーも流れるので、みんなで連発するとめちゃくちゃカッコいい。

ターン制バトルの画面
ターン制コマンドバトル。必殺技の割り込みが戦術のカギを握る

そして本作最大の特徴が「デビルダイス」!海賊たちはギャンブル好きという設定で、バトル中もダイスを振りまくります。プレイヤー側の行動順が回るたびにパーティ共有のダイスが1個増加し、攻撃時に最大3個まで使えます。

敵が特定行動を取ると弱点が露出し、横に数値が表示されます。この状態で攻撃を当てつつダイスロールで数値に勝てば再行動できちゃう!弱点属性を突けばダイス1個でも勝てるけど、弱点以外だと2〜3個必要。敵が複数いれば「ずっと俺のターン!」状態も実現可能です。

デビルダイスシステム
デビルダイスで勝負!弱点を突けばダイス1個でも再行動のチャンスあり

ダイスのストックは最大6個ですぐ溜まるので、雑魚戦ではガンガン振ってOK。弱点を突けるキャラのためにダイスを温存→弱点露出にあわせてぶっ放す、というプレイが非常に有効で、遊んでいて本当に楽しかったです。

ハクスラ×ローグライクの育成システム

育成もかなり奥深い。レベルアップで職業レベルが上がり、3択からスキルを取得。レベル5になるとジョブチェンジ可能で、特定の船員スキルを覚えていると上位職を目指せます。

船員スキルはフィールドの宝箱や中ボスから手に入る「クリスタルレムナント」で習得。こちらも3択(選択肢はランダム)なので、狙ったスキルを取るのはなかなか大変。ボスを倒せばランダム追加要素やプラス強化つきの装備が手に入り、ハクスラ好きにはたまらない仕様です。

フィールド探索シーン
シンボルエンカウントで事前に攻撃すればダイスロール発生。勝利すると有利にバトルスタート

ちなみに本作はシンボルエンカウントで、事前に複数回攻撃を当てるとバトル前にダイスロールが発生。勝てば大ダメージを与えた状態でバトル開始できます。

船が沈むとレベル・装備・スキルすべてリセットでオートピアから再出発。健康ポイントが30点あり、全部なくなると航海失敗でリセットという仕様ですが、そんなに全滅しやすい難易度でもないので、普通にプレイしていれば大丈夫そうでした。

2026年注目の海洋オープンワールドRPG

先行プレイの時点で「これは来るな」と確信しました。世界観・ストーリー・バトルシステム・自由度のすべてが高水準。特に400人以上のNPCとの交流や、プレイヤーの選択で変わるオートピアは「自分だけの冒険」を実現してくれる最高の要素です。

  • ✅ 革新的自由度:NPC全員殺害可能、荒廃エンドまで用意
  • ✅ 深い世界観:人形×記憶喪失×ループの独特な設定
  • ✅ 戦略バトル:デビルダイスによる「ずっと俺のターン」の快感
  • ✅ やりこみ要素:ハクスラ×ローグライクの中毒性
  • ✅ 基本プレイ無料:PS5・PC・スマホ対応で誰でも始められる

シー オブ レムナンツ』はPS5・PC(Steam)・iOS・Android向けに2026年リリース予定。2月5日からクローズドテストも開始されます。基本プレイ無料で遊べるので、これは絶対チェックすべき一本!