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東京23区「住みたい区ランキング」
どうも、なす(@nasu66com)です。東京23区内で暮らすサラリーマンです。
今回は「東京23区で住みたい区ランキング」を考えてみました。
僕の条件はこんな感じです。
- 既婚、アラサー、子供なし
- 共働き、勤務地は東京駅近辺
- なるべく職場の近くに住みたい
- 落ち着いた雰囲気の場所が好き
この条件から、あくまで個人の印象で作成したランキングです。
ランキング内には参考として、
を掲載しています。
▼ちなみに23区の地図はこちら。
それではどうぞ!
※参考:住まい探しには積水ハウスの「すまい塾アプリ」が便利です
第23位 足立区
- 面積:53.2 km2 (第3位)
- 人口:678,965 (第5位)
- 治安の良さ:第15位
- 平均年収:324万円 (第23位)
主な地域:北千住・綾瀬・西新井
ワースト1は足立区。「残念だが当然」という声が聞こえてきそうです。一度足を踏み入れると分かりますが、街の雰囲気がどこかおかしい。別の時代にタイムスリップしたかのような感覚に陥ります。
ただ、最近は区の政策で徐々に治安も改善しているようです。それでも僕は東京23区にこだわって足立区に住むくらいなら、千葉県に住みます。
第22位 江戸川区
- 面積:49.09 km2 (第4位)
- 人口:680,265 (第4位)
- 治安の良さ:第21位
- 平均年収:346万円 (第19位)
主な地域:小岩・平井・西葛西・葛西
ワースト2は江戸川区。こちらも治安が不安な街です。駅前には都心では見かけることのない「ヤンキー」が普通にいます。
区の政策は子育てに力をいれているようで、子供への医療費助成などは充実していますが、江戸川区で子育てするのは抵抗が…。(そもそも子供いないんですけど。)
東京から下った位置に隣接している「千葉県浦安市」の方が物件相場が高いことが、色々と物語っています。
第21位 練馬区
- 面積:48.16 km2 (第5位)
- 人口:711,407 (第3位)
- 治安の良さ:第11位
- 平均年収:395万円 (第12位)
主な地域:江古田・大泉学園・石神井
練馬区は東京で最西部に位置する区で、純粋に職場(東京駅付近)から最も遠いため、この順位にしました。
石神井公園でのんびり過ごす週末はファミリー層には良さそうですね。ただ、東京の割りには何もなさ過ぎるのが難点。以前、光が丘の友人宅にお邪魔したことがありますが、街にお店が少なく、共働きの夫婦が生活するには不便そうでした。
第20位 台東区
- 面積:10.08 km2 (第23位)
- 人口:187,792 (第21位)
- 治安の良さ:第23位
- 平均年収:385万円 (第16位)
主な地域:上野・御徒町・浅草・谷中・千束
千束(吉原)を擁する台東区。やはりと言うべきか、治安の良さが最下位です。
上野動物園や浅草など観光地としては魅力のある施設がたくさんありますが、実際に居住するとなると不安を覚えますね…。上野アメ横付近の居酒屋には、昼間から出来上がった方々が大勢いるのも悪印象です。
第19位 墨田区
- 面積:11.64 km2 (第18位)
- 人口:253,537 (第16位)
- 治安の良さ:第18位
- 平均年収:350万円 (第17位)
主な地域:錦糸町・両国・本所吾妻橋
スカイツリーの開業などで注目の集まる墨田区ですが、スカイツリー以外では「歓楽街」錦糸町など治安面で不安を感じる地域が多い区です。
スカイツリー周辺も独特な雰囲気の下町が広がっていて、とても住みたいとは思えませんでした。これからの発展に期待です。
第18位 北区
- 面積:20.59 km2 (第11位)
- 人口:335,441 (第11位)
- 治安の良さ:第12位
- 平均年収:344万円 (第21位)
主な地域:赤羽・十条・王子
その名の通り23区北部に位置する北区。特徴的な商業施設や観光地がないので、特別な用事がなければ行くことのない街です。ファミリー層向けのお手頃な物件を探している方には穴場かもしれません。
第17位 葛飾区
- 面積:34.84 km2 (第7位)
- 人口:448,680 (第9位)
- 治安の良さ:第16位
- 平均年収:333万円 (第22位)
主な地域:亀有・新小岩・立石
こち亀や寅さんの舞台となっている葛飾区は典型的な下町で、若い世代が魅力に感じる施設は特にありません。
個人的には人身事故の多発している「新小岩駅」周辺の雰囲気がヤバめだったのが記憶に残っています。できれば訪れたくない場所です。
ただ、物件相場は比較的安いのが特徴。都心方面に通勤する、安めの物件を探している新入社員の方などに需要がありそうです。
第16位 荒川区
- 面積:10.2 km2 (第21位)
- 人口:207,696 (第19位)
- 治安の良さ:第17位
- 平均年収:345万円 (第20位)
主な地域:町屋・日暮里・南千住
あしたのジョーの舞台となっていることから、町屋など下町色の濃さが印象的な荒川区。面積が狭く、特筆することが何もない地域になります。
第15位 板橋区
- 面積:32.17 km2 (第9位)
- 人口:555,791 (第7位)
- 治安の良さ:第14位
- 平均年収:350万円 (第18位)
主な地域:板橋・成増・志村
典型的なベッドタウンといった印象の強い板橋区ですが、個人的には高島平団地のカオス感がなんとも悪印象。
区内の南部には閑静な住宅街も存在していて、住む場所によって格差が激しい地域だと思います。
第14位 大田区
- 面積:59.46 km2 (第1位)
- 人口:717,295 (第2位)
- 治安の良さ:第10位
- 平均年収:395万円 (第13位)
主な地域:蒲田・大森・田園調布
高級住宅街「田園調布」を要する大田区ですが、韓国人や中国人などの客引きが目立つ蒲田も同じく大田区です。
23区で最大の面積を誇るため、上記のようにさまざまな場所があります。総合的に考えてこの順位としました。
第13位 豊島区
- 面積:13.01 km2 (第17位)
- 人口:271,643 (第15位)
- 治安の良さ:第22位
- 平均年収:412万円 (第11位)
主な地域:池袋・巣鴨・大塚
池袋の印象がとにかく強い豊島区。風俗街や某IWGPの影響で治安の悪いイメージが強く、実際に治安の良さはワースト2の第22位。
ただ、池袋駅を少し離れれば静かな地域もたくさんあること、交通の便が素晴らしいことを加味して、この順位としました。
第12位 江東区
- 面積:39.44 km2 (第6位)
- 人口:501,665 (第8位)
- 治安の良さ:第7位
- 平均年収:389万円 (第14位)
主な地域:門前仲町・豊洲・有明
近年開発の著しい「豊洲・有明」といった地区を要する江東区ですが、この地域以外は典型的な下町。廃墟感の漂う古い団地が密集している場所もあります。タワーマンションの立ち並ぶ臨海部と、昔ながらの下町の間で貧富の差が激しいという印象です。
都心へのアクセスの良さを考慮してこの順位としましたが、長期的な資産価値を考えると、この地区のタワーマンションの購入は避けた方が良いと思います。
第11位 新宿区
- 面積:18.23 km2 (第13位)
- 人口:319,277 (第12位)
- 治安の良さ:第19位
- 平均年収:477万円 (第8位)
主な地域:高田馬場・四谷・神楽坂・大久保・歌舞伎町
学生街の高田馬場、高級住宅街の神楽坂、日本最大の歓楽街である歌舞伎町を要する新宿区は、まさに23区の中心的な存在です。東京都庁も新宿にあります。
個人的に住みたい街トップクラスの「神楽坂」と住みたくない街トップクラスの「大久保」を考慮してこの順位としました。
第10位 世田谷区
- 面積:58.08 km2 (第2位)
- 人口:887,994 (第1位)
- 治安の良さ:第8位
- 平均年収:506万円 (第7位)
主な地域:三軒茶屋・池尻・下北沢・二子玉川
23区で第1位の人口を誇る世田谷区は、二子玉川や成城などのイメージから世間的には高級住宅街という印象が強いようですが、個人的には「ただの田舎」感も強い区です。
世田谷区北東部の三軒茶屋や下北沢は若者の街といった感じが強く、リーマンの住居としてはいまいち。遊びに行く場所としては魅力的です。
第9位 中野区
- 面積:15.59 km2 (第14位)
- 人口:314,059 (第13位)
- 治安の良さ:第13位
- 平均年収:387万円 (第15位)
主な地域:中野・東中野・鷺宮
中野ブロードウェイの印象から「オタクの街」としても有名な中野ですが、中野駅前の商店街(中野サンモール)はとても実用的な店が揃っていて、買い物に行く時間のない働き盛りの世代にはありがたい存在です。
ただ、JR・メトロの始発駅となっていることから、立地に比較して家賃が高いのが難点。
第8位 杉並区
- 面積:34.02 km2 (第8位)
- 人口:557,261 (第6位)
- 治安の良さ:第9位
- 平均年収:436万円 (第9位)
主な地域:荻窪・高円寺・阿佐谷
いわゆるベッドタウンのイメージが強い杉並区ですが、23区東部のそれとは異なり、街全体が落ち着いてる印象。アニメスタジオも数多く存在していて、個人的に興味があります。
また、中野と同様に商店街も多く、生活の利便性が高いところも魅力的。職場が新宿近郊であれば第1選択候補としたい区です。
第7位 渋谷区
- 面積:15.11 km2 (第15位)
- 人口:212,238 (第18位)
- 治安の良さ:第20位
- 平均年収:703万円 (第3位)
主な地域:恵比寿・原宿・表参道・広尾・代々木
渋谷と聞くと「スクランブル交差点」のイメージを抱く方が多いかと思いますが、実は広尾や松濤(しょうとう)などの都内有数の高級住宅街が存在しています。
ただ、そういった場所は上品すぎて息苦しそうなこと、一般的な「渋谷区」のイメージが悪いことから、この順位としました。
第6位 品川区
- 面積:22.69 km2 (第10位)
- 人口:382,761 (第10位)
- 治安の良さ:第5位
- 平均年収:427万円 (第10位)
主な地域:大井・五反田・武蔵小山・戸越
空港・新幹線へのアクセス最強の品川区は、出張の多いサラリーマンにとっては間違いない選択肢です。
武蔵小山や戸越など落ち着いた雰囲気の街も魅力的。知人の医師でも、この地域に住んでいる方がたくさんいます。
唯一、五反田駅東側の歓楽街がマイナスポイントです。
第5位 目黒区
- 面積:14.7 km2 (第16位)
- 人口:272,478 (第14位)
- 治安の良さ:第6位
- 平均年収:537万円 (第6位)
主な地域:中目黒・自由が丘・祐天寺・学芸大学
中目黒・自由が丘などの精錬された閑静な街並みが魅力的な目黒区は、単身世帯からファミリー層まで老若男女問わず人気のある街です。目黒川や駒沢オリンピック公園など、週末に散歩したくなるような施設も多く、若いカップルにもおすすめです。
しかし、東京駅に勤務するためには、「ラッシュ時に体が浮く」とも言われる東横線を利用する必要があり、そこが唯一の懸念点です。
第4位 港区
- 面積:20.34 km2 (第12位)
- 人口:245,579 (第17位)
- 治安の良さ:第4位
- 平均年収:902万円 (第1位)
主な地域:赤坂・青山・六本木・新橋・高輪・白金・麻布十番・台場
到底一般人には手が届かない物件の立ち並ぶ港区。区民の平均年収は902万円で、23区で断トツの1位です。区内に走っている車は高級車ばかりで、街の至る所でお金の香りがします。莫大な資産を手にしたら住んでみたい街です…。
豆知識ですが、主要テレビ局の本社はすべて港区に存在しています。区の財政も盤石ですね。
第3位 文京区
- 面積:11.31 km2 (第20位)
- 人口:193,826 (第20位)
- 治安の良さ:第3位
- 平均年収:544万円 (第5位)
主な地域:湯島・本郷
日本最高峰の大学「東京大学」のキャンパスが存在する文京区。その名の通り、文教地区を中心とした落ち着いた街並みが魅力の区です。
東京ドームなどの大型商業施設もありますが、区全体で見ると住宅地がメイン。本郷などの閑静な住宅街では、生涯に渡って落ち着いた生活が送れそうです。
第2位 千代田区
- 面積:11.64 km2 (第19位)
- 人口:59,375 (第23位)
- 治安の良さ:第2位
- 平均年収:784万円 (第2位)
主な地域:丸の内・大手町・神田・秋葉原・霞ヶ関・永田町
国家の中枢機関が集中している「霞ヶ関」や陛下のお住い「皇居」を要する千代田区。皇居周辺には格式の高そうなマンションが立ち並んでいて、身なりの行き届いた子供をよく見かけます。
一方、オタクの僕には魅力的すぎる「秋葉原」など、生活が楽しくなる要素も備えています。株で数百億円儲かったら、秋葉原にビルを建てて、そこに住みます。
第1位 中央区
- 面積:10.15 km2 (第22位)
- 人口:135,770 (第22位)
- 治安の良さ:第1位
- 平均年収:556万円 (第4位)
主な地域:銀座・八重洲・日本橋・築地・月島
23区で住みたい街ランキングの第1位は中央区です。何と言っても治安の良さが第1位なのが魅力。安心して生活できそうです。
また、日本橋や銀座など、ある程度落ち着いた世代が集まる商業施設も多く、僕の条件にもハマっています。
まとめ
ということで、僕の考える東京23区住みたい区ランキングでした。
ただ、どこが住みやすい街になるのかは人それぞれ。例え治安が悪くても、買い物が不便でも、住めば都かもしれません。
自分が良いと思える街に巡りあえたら幸せですね。
おわり!