※この記事は読書家として名高いIchi先輩(@Abstract1Life)に寄稿していただきました
人生を変えるおすすめ本ランキング
こんにちは、Ichi先輩(@Abstract1Life)です!
あなたには、人生を変えた本ってありますか?人生を変えた本というと「自己啓発本」を選びがちですが、私のおすすめする本の中には自己啓発本だけでなく、「小説」や「恋愛」などさまざまなジャンルの本があります。
直接的に人を動かすような言葉ってその場では響きやすいかもしれませんが、ずっと心を動かし続けるような原動力にはならないと思っています。いつも自分を動かしてくれるのは「物語」や「知識」です。
今回は、そんな私がおすすめする「人生を変える本」をジャンルを問わずにランキング形式で紹介していきます。
目次
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第10位 What if?
科学・テクノロジー
Ichi先輩
私の場合、生きていく中でかなり優先順位が高い欲求の中に「知識欲」があります。ただ「あれってなんでだろう?」「どうしてこうなるんだろう?」って事をインターネットで調べても、周りの人に尋ねても解決できないとフラストレーションが溜まります。
そんな知識欲を存分に満たしてくれるのがこの「What If ?」という本で、様々な主に物理に関係した普通はありえない疑問に回答してくれます。回答者もNASAに務めていた物理学の天才なので、実によく考えて面白い答えを聞かせてくれます。
例えば「どのぐらいの高さから生のステーキ肉を落としたら(摩擦熱で)食べごろに焼ける?」といった様な質問に対して、様々な論文の内容をかみ砕いて説明しながら仮説を立てて、あーでもない、こうでもないと説明してくれます。
最後にユニークなアメリカ風ジョークで締めたりするのはちょっと日本人の感覚に合わないですが、読んでいてとても好奇心をくすぐられる本になっているので、何か人生にスパイスが足りないという方には読むと刺激になるのでおすすめですよ。
第9位 ライフハック大全
ビジネス・経済
Ichi先輩
生活を色々な部分で効率化してくれたり、様々な考え方を変えてくれる、いわゆる「ライフハック」の技を大量に浴びせてくれるおすすめ本です。
今まで使っていなかったツール・アプリ・ソフトなどの比較的新しめなテクニックを使って時間の管理や仕事の効率化を図る部分もあるのですが、考え方を少し変えるだけで一気に効率的になったり、豊かな考え方になれる手法も紹介されています。
例えば「英語学習」というテーマで言えば「Serial Reader」というアプリを使う事を推奨していて、有名な洋書が断片的に分けられて送られてくるので、英語を読むという事を習慣化しやすいというメリットがあります。
このように、1つ1つの細かなエッセンスを取り入れたり意識する事によって劇的に人生が変わるというわけではないですが、確実に1歩1歩成功には近づける、そんな1冊です。
第8位 おうちで学べるプログラミングの基本
プログラミング
Ichi先輩
このタイトルを目にした瞬間に「え?プログラミング?自分には関係ないよ!」と思うかもしれません。でもプログラミングが出来る事と、プログラミングが何かを知っていることは違います。出来なくてもいいけど知っていたいのがプログラミングです。
ただ、別に最初から難しい事が書いてあるわけでは無くて、最初は、パソコンってどうやって出来ているのか?インターネットってどういう仕組みなの?っていうお話から始まるので、自分が普段使っているモノのことが分かって楽しいですよ。
プログラムって「日本語・英語・フランス語」みたいな感じで色んな言語があって、それぞれどんな分野でよく使われているのかとか、どういう事ができるのかという事を理解するのにはピッタリです。
これからの人生の中で、Webやプログラムについて知っていないのはある意味「損」です。きっと知っていくことで選択肢の幅も広がるし、世の何の仕組みも見えてくる部分もあって、まずこの本から基礎を手に入れてみてはいかがでしょうか。
第7位 哲学用語図鑑
哲学・思想
Ichi先輩
例えば「あなたの知ってる哲学者を教えてください」って言われた時に、誰一人すら答えられないのは社会人として結構ダサいことだと思います。
哲学なんて知っても何の役に立たないと思うかもしれませんが、哲学は物事の根底にあって、知っておくことで考えの幅や物事自体の捉え方自体が広がるので、自分の人生の捉え方や考え方に大きな影響を与えてくれます。
図鑑とは書いていてありますが、結構読みやすくて「哲学者自身の説明」と「哲学の考え方・名言」が1つ1ページ~2ページぐらいごとに記載されているので、パラパラ眺めて自分の興味のある項目だけ眺めてみたりすることも有益な使い方になりますよ。
表紙にあるようなコミカルなタッチの絵や図も豊富で、全く難しさも感じさせない本なので、自分の子供に与えるのもおすすめの方法ですね。きっと楽しんで読んでくれると思います。家に1冊あると色々重宝するので買って損はないです。
第6位 人を操る禁断の文章術
ビジネス・経済
Ichi先輩
この著書に関しては、タイトルが強いので過度に期待しがちになってしまうのですが、要するに「人間の悩みってどういう部分にあって、どういう風に言ってあげれば喜んでくれたり、分かってくれているなって思わせられるか?」という事が解説された本です。
文章術という事で、主に対人関係における「メール・LINE」などの文章でのコミュニケーション時に合わせて、例文とともに解説されているんですが、そのほとんどの内容が普通の会話でも再現可能な内容になっています。
1読したからと言ってすぐに身につくような事ではないですし、タイトルはちょっと誇張し過ぎだと思いますが、どんな部分で人は人を評価していて、こういう悩みがあるだろうという視点を持つだけで、コミュニケーションから少しでも肩の力を抜ける様になるはずです。
コミュニケーションは人生においても大切な要素であって、まずは相手の事を知ることから始めるのが基本ですから、この本でそういった基礎を身に着けておくことはスムーズな対人関係を気づくのにおすすめですよ。
第5位 ハチミツとクローバー
恋愛・マンガ
Ichi先輩
漫画から何か人生論を学ぶって言うのはあんまり好きじゃないんですが、この漫画からは学ぶというか気持ち的な面で得るものが多いと思って紹介します。
この「ハチミツとクローバー」は美大で勉強している男女の学生生活と恋愛模様を描いた羽海野チカさんの漫画で、色々な形の人の思いだったり関係性だったりが綺麗に描写されています。
三角関係だったり、親のための復讐だったり、文字に書き出すと陳腐なことに思えるかもしれないですけど、どの場面も自分の今までの人生やこれからの人生でぶつかる可能性のある出来事で、自分の気持ちが揺れ動くのを感じとれるんです。
巻数は漫画としては少なめの10巻で完結しているんですが、たった10巻とは思えないほどパワフルなキャラクターの印象と、1つさえも欠けてはいけない素敵なエピソードにページを進める手が止まらないと思います。おすすめですよ。
第4位 星の王子様
外国文学 小学生向け
Ichi先輩
サン・テグジュペリが描いた名作で「大切な事は目に見えない」という名言は多くの人が知っていても、作品自体を読んだことはないという方も多いんじゃないでしょうか。
私は小学生の頃に読む本が無くて、繰り返しこの星の王子様の文庫を読んでいた記憶があるのですが、実は主人公は王子様じゃなくて、砂漠に不時着したパイロットなのです。
そこで、偶然出会った王子様とお話する中で、王子様が出会ってきた数々の変わり者たちとのかかわりの中で得られた教訓エピソードを聞いて、モノの見方が変わっていくのが何とも心地良いです。
とても王子様が純粋なだけに、見える世界も違っていて、モノの本質をとらえるという意味でも1つ1つのエピソードが自分の人生に響く素敵な物語だと思っています。古典文学と違って気軽に読めるので、最近物語に触れていない人には特におすすめです。
第3位 これからの世界を作る仲間たちへ
コンピュータ・IT
Ichi先輩
どんどんとテクノロジーが進歩していく中で、実際に自分たちがどのような立場で、どのような考え方で生きていけばいいのかという事を非常に具体的な示唆とともに示してくれている本です。
これから近いうちの未来で考えなければいけない問題について、例えば「ジェネラリストとスペシャリスト」であったり「人間とAI」の様に対比させて状況を整理してくれているので、内容のわりにとても分かりやすくなっています。
科学が発達し過ぎて、その理屈や中身を分かっていない人にとってはある意味「魔法」となってしまっている現代で、あなたが魔法をかける側になるのか・かけられる側になるのかを分ける人生にとっても大切な1冊です。
少しむずかしい科学のお話な苦手な人でもスイスイと読み進められる読みやすさがあって、気軽に現在と未来のビジョンを得られるので、何か1冊じぶんの未来の為に読んでおく必要があるのであれば、この本がいいかなと思いますよ。
第2位 なるほどデザイン
グラフィックス・デザイン
Ichi先輩
デザインって生きていく中で、何度か絶対に出会わなければならないモノだと思うんですが、この1冊を読んでおくだけでぐっと自分の中でのデザイン感が変わるようなおすすめ本です。
この本自体がデザインの集大成の様なおしゃれさなのですが、1ページ・1ページがその項に合わせたデザインで分かりやすく説明されていて、直感的にもデザインの威力を感じられます。
色・写真・文字・配置・構図・わかりやすさなど、様々な要素から世の中の多くのモノが成り立っているんだというを実感する事は、人生に大きな影響を与えてくれるモノになります。
デザインの事を知らずに見ている世界と、デザインの事を知ったうえで見ている世界は全く違うので、早くこちら側の世界に足を踏み入れる為にもぜひ1度読んでみて価値観を変化させてみてもらいたいですね。
第1位 魔法の世紀
アート・デザイン 大学生向け
Ichi先輩
先ほど紹介した「これからの世界を作る仲間たちへ」と対になる本で、著者は筑波大学の准教授でベンチャー企業の代表も務める落合陽一先生です。科学が発達したこの現代における「魔法」はどのように作られてきたのかという事を解説した、いわゆる科学よりの読み物です。
今ではTVや映画等に加えてPCやタブレットなど様々なメディアが普及していますが、今までどのような歴史を辿ってこのような世界に創り上げられてきたのか、今後はどのような未来に向かってメディアと共存していくのかを解説してくれます。
物事を理解する過程で最も大切な事って、詳しい人が「どのようにその世界を見ているかという視点」だと思うんですが、本書ではどのように著者が世界を見ているのかということを追体験できるようになっていて、学びが深まる様な構成です。
内容自体は比較的難解な部分もありますが、新しいものの見方を得られるという点において、自分の人生観や価値観に大きく影響を与えてくれるおすすめの良書です。
まとめ:人生を変えるおすすめ本
1冊で人生をたちまち変えてしまう魔法の本ってほとんどなくて、1つ1つ自分の中に他の人の気持ちを取り入れたり、選択肢を増やせるような知識を取り入れていくことがイチバンの近道だったりします。
今回は、そういった様々な感情・知識を取り入れたり、考えさせられた本を中心に紹介してきましたが、全ての本が私の中で物事を考えるための土台になっていて、まさに人生を作り上げてきた本だと思います。
全ておすすめの本なので、みなさんもぜひ手に取ってみてください。
この記事を書いた人
Ichi先輩(いちせんぱい)
ブログ「AbstractLife | 日々のまとめ雑記帳」を運営。Twitterアカウントはこちら。
趣味は読書、スマホゲーム、映画鑑賞、スポーツ、食事、お酒など多岐に渡る。
参考 AbstractLife | 日々のまとめ雑記帳www.life-abstract.com
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