Kindle / Fireタブレットの種類が多すぎてよくわからない問題
※2018/09/10更新
どうも、なす(@nasu66com)です。
突然ですが皆さん、AmazonのKindle製品を持ってますか?
僕はKindle Paperwhiteという端末を愛用しています。
薄型で目に優しく、とても使い勝手の良い製品です。
しかしKindle Paperwhiteを購入する際に思ったのは、
「Kindle製品は種類が多くて、一体どれを買えば良いのか分からない」
ということ。
また、製品の発売日も公式ホームページには記載されておらず、
「購入後すぐに新型が発売されるのでは…。」
という不安もありました。
そこで今回は、Amazon製品を愛してやまない管理人が、Amazon Kindle / Fire端末のそれぞれの特徴や違いをまとめて解説したいと思います。
「いったいどれを買えばいいの?」という疑問をお持ちの方はぜひ読んでみてください。
※チャートですぐに確認したい方はここをクリック
目次
Amazon Fire / Kindleタブレットには5つの種類がある
まず抑えてもらいたいのは、現在Amazonで販売されているKindle製品は「全部で5種類」に分けられるということです。
1. Fire タブレット
2. Kindle(無印)
3. Kindle Paperwhite
4. Kindle Oasis
5. Kindle Voyage
そして、それぞれにサイズや性能が異なるモデルが用意されています。
では順番に見ていきましょう。
1. Fire タブレット
まずKindle製品唯一のカラー液晶端末が「Fire タブレット」です。*1
Fire タブレットは、
・カラー液晶
・最も高性能
・アプリが使える
といった点が特徴で、いわゆる「iPad」のような一般的なタブレット端末を想像してもらえればイメージしやすいでしょう。
動画の再生やアプリの使用など、電子書籍の閲覧以外の利用ができる端末は「Fireタブレット」だけです。
FireタブレットとiPadとの違い
FireタブレットとiPadとの違いは、
【Fireタブレット】
- アプリのダウンロードはAmazonストアで行う
- 製品価格が超安い(5,980円からラインナップ)
【iPad】
- アプリのダウンロードはAppleストアで行う
- 製品価格が高い(最低でも40,000円ほど)
といった点です。とにかく安いのが魅力ですね。
Fireタブレットは3つのモデルで展開
Fireタブレットは次の3種類が発売されていて、画面のサイズがそのまま名前になってます。(例:Fire HD 10 タブレット→画面サイズが10インチ)
どの製品も発売されて間もないですが、個人的には高コスパのFire HD 8 タブレットがおすすめです。
1-1. Fire 7 タブレット
発売日:2017年6月6日
価格:
・8GBモデル:5,980円
・16GBモデル:7,980円
ディスプレイ:7インチ(解像度1024 x 600)
重さ:295g
バッテリー:最大8時間
1-2. Fire HD 8 タブレット
発売日:2018年10月4日
価格:
・16GBモデル:8,980円
・32GBモデル:10,980円
ディスプレイ:8インチ(解像度1280 x 800)
重さ:369g
バッテリー:最大10時間
1-3. Fire HD 10 タブレット
発売日:2017年10月11日
価格:
・32GBモデル:15,980円
・64GBモデル:19,980円
ディスプレイ:10.1インチ(解像度1920 x 1200)
重さ:500g
バッテリー:最大10時間
2. Kindle(無印)
Kindle(無印)は実際のインクを使用した「e-inkスクリーン」が特徴のタブレットです。
本物の紙のような使用感を目指した製品であることから、
・数週間持続するバッテリー
・ブルーライトゼロ
といった特性があり、まさに読書に特化した端末になっています。
そのため、Fireタブレットのように動画を再生したり、アプリでゲームをすることはできません。
また、Kindle(無印)はバックライトが無いことも特徴です。
ただその反面、重さはKindle製品の中で最軽量となっています。
発売日:2016年7月20日
価格:
・広告表示ありモデル:7,980円
・広告表示なしモデル:9,980円
ディスプレイ:6インチ(167 ppi)
重さ:161g
バッテリー:数週間持続
バックライト:なし
3-1. Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhiteは、Kindle(無印)にバックライトを搭載して画面の解像度を向上させた、Kindle(無印)の上位互換製品です。
その分、ほんの少しですが重さは増しています(161g→205g)。
現状で最も売れているKindle製品が、この「Kindle Paperwhite」です。そのため、どれを買うか迷った場合は、とりあえずこの製品を買っておけば間違いないでしょう。
発売日:2016年4月26日
価格:
・広告表示ありモデル:13,280円
・広告表示なしモデル:15,280円
ディスプレイ:6インチ(300 ppi)
重さ:205g
バッテリー:数週間持続
バックライト:あり(LED 4個使用)
容量:4GB
3-2. Kindle Paperwhite マンガモデル
またKindle Paperwhiteの基本機能はそのままに、マンガの読書に特化した「Kindle Paperwhite マンガモデル」という亜種が存在しています。
マンガモデルには、
・容量がPaperwhiteの8倍(8GB→32GB)
・マンガのページをめくる速度が33%アップ
といった特徴があり、「Kindleで主にマンガを読みたい」という方におすすめしたいモデルです。
発売日:2016年10月21日
価格:
・広告表示ありモデル:15,280円
・広告表示なしモデル:17,280円
ディスプレイ:6インチ(300 ppi)
重さ:205g
バッテリー:数週間持続
バックライト:あり(LED 4個使用)
容量:32GB
4. Kindle Oasis
Kindle Oasisは紙のように読みやすいKindleの端末理念はそのままに、
・Kindleシリーズ最大の7インチディスプレイ
・Kindle唯一の防水仕様
・ページめくりボタン
を搭載した、最もハイスペックなKindle端末です。
反面、価格はやや高めに設定されており、最も安いモデルでも33,980円となっています。
「お風呂やプールでもKindleを使いたい!」という方はKindle Oasisがおすすめです。
発売日:2017年10月31日
価格:
・8GB、広告表示ありモデル:29,980円
・8GB、広告表示なしモデル:31,980円
・32GB、広告表示ありモデル:32,980円
・32GB、広告表示なしモデル:34,980円
ディスプレイ:7インチ(300 ppi)
重さ:194g
バッテリー:数週間持続
バックライト:あり(LED 12個使用、明るさの自動調整機能付き)
5. Kindle Voyage(販売停止中)
Kindle Voyageは、左右ベゼル部分の「ページめくりボタン」が特徴的な端末です。
端末を持ったまま、このセンサー部分を軽く握りこむだけでページ送りが可能となっているため、操作性は抜群です。
防水機能はありませんが、明るさの自動調整機能や画面の解像度はKindle Oasisと同等。
つまり簡単に言うと、「Kindle Oasisの下位互換」と呼べる製品がこのKindle Voyageです。
ひとつ不安なのは、およそ3年間ほど後継機種が発売されていないという現実。AmazonはKindle Voyageを一体どうするつもりなのでしょうか…。
→2018年9月現在、販売停止となっています
発売日:2014年11月4日
価格:
・広告表示ありモデル:20,980円
・広告表示なしモデル:22,980円
ディスプレイ:6インチ(300 ppi)
重さ:205g
バッテリー:数週間持続
バックライト:あり(LED 6個使用、明るさの自動調整機能付き)
まとめ:フローチャートで確認しよう!
以上、Amazon Kindle / Fireタブレットの違いや特徴のまとめでした。いかがでしたか?
長くなってしまったので、最後にフロー・チャートで確認していきましょう。
これで自分にピッタリのAmazon Kindle / Fireタブレットが選べますね!
▼各項目の見出しへのリンクになっています。もう一度内容を確認してみてください。
▼下記の一覧表で再度スペックを比較してみましょう。
Fire 7 タブレット | Fire HD 8 タブレット | Fire HD 10 タブレット | Kindle(無印) | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhite マンガモデル | Kindle Oasis | Kindle Voyage | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
発売日 | 2017年6月6日 | 2018年10月4日 | 2017年10月11日 | 2016年7月20日 | 2016年4月26日 | 2016年10月21日 | 2017年10月31日 | 2014年11月4日 |
価格 | 8GB:5,980円 | 16GB:8,980円 | 32GB:15,980円 | 8,980円 | 14,280円 | 16,280円 | 8GB:33,980円 | 23,980円 |
16GB:7,980円 | 32GB:10,980円 | 64GB:19,980円 | 32GB:36,980円 | |||||
ディスプレイ | 7インチ(171 ppi) | 8インチ(189 ppi) | 10.1インチ(224 ppi) | 6インチ(167 ppi) | 6インチ(300 ppi) | 6インチ(300 ppi) | 7インチ(300 ppi) | 6インチ(300 ppi) |
重さ | 295g | 369g | 500g | 161g | 205g | 205g | 194g | 205g |
バッテリー | 最大8時間 | 最大12時間 | 最大10時間 | 数週間持続 | 数週間持続 | 数週間持続 | 数週間持続 | 数週間持続 |
バックライト | あり | あり | あり | なし | あり | あり | あり | あり |
容量 | 8GB / 16GB | 16GB / 32GB | 32GB / 64GB | 4 GB | 4 GB | 32 GB | 8 GB / 32 GB | 4 GB |
(※価格はキャンペーン情報つきモデルの価格です。)
▼プライム会員についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
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Kindle端末の購入を検討している方は、ぜひプライム会員になることをおすすめします!
おわり!
補足:「キャンペーン情報つき」と「キャンペーン情報なし」の違いについて
Kindle端末には「キャンペーン情報つき」と「キャンペーン情報なし」の2つのモデルがあります。
その名のとおり、キャンペーン情報(広告)が表示されるかされないかの違いなのですが、価格差は2,000円です。
2つのモデルの違いですが、
例えば端末をスリープ状態にした場合、
- キャンペーン情報つきモデル:広告が表示される
- キャンペーン情報なしモデル:おしゃれなデザインアートが表示される
などの違いがあります。
また、端末の電源を入れてすぐの画面表示についても、
- キャンペーン情報つきモデル:広告が表示されるので、閉じる操作が必要
- キャンペーン情報なしモデル:すぐに使い始めることができる
といったように、使い勝手に微妙な差が生じます。
そのため、個人的には「キャンペーン情報なし」モデルの購入をオススメしています。
やはり毎日のように使う端末なので、2,000円の差で使い勝手が向上するのであればそこをケチる必要はないでしょう。
ただ「試しにKindleを使ってみたい」という方は、値段の安い「キャンペーン情報つきモデル」を購入するのもありかと思います。
*1:以前は「Kindle Fire」という名称でした。
[…] それらの端末に関しては、こちらの記事で詳しく解説しているので、よかったら参考にしてください。 […]
[…] また、どの端末を選べばいいかわからない場合は以下の記事を参考にどうぞ。 […]