Alexa搭載のスマートスピーカー「Amazon Echo」日本発売
どうも、なす(@nasu66com)です。
本日(2017年11月8日)、音声アシスタントAlexa搭載のAmazon製スマートスピーカー「Amazon Echo」の日本発売が発表されました。
Amazon Echoはスマートスピーカーの草分け的な存在で、日本での発売を心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんなAmazon Echoの魅力を存分に解説していきたいと思います。
※2017年11月15日追記:実機レビューの記事を公開しました。
目次
そもそも「Amazon Echo」とは?
Amazon Echoは、話しかけることによって操作できる「スマートスピーカー」と呼ばれる製品です。
Amazon Echoに話しかけた内容が、 Echoに内蔵された「Alexa」という音声アシスタントによって分析され、さまざまな応答が返ってくるという仕組みになっています。
Amazon Echoの主な使い方としては、
・音楽の再生(Amazon Musicと連動)
・天気やニュースの読み上げ
・タイマーやアラームのセット
・照明、スイッチなどのコントロール
などが挙げられます。
最近頻繁にCMを放映している、Google の「Google Home」やLINEの「Clova WAVE」をイメージしてもらえれば解りやすいかもしれません。
※参考:Google HomeのCM動画
それでは、なぜAmazon Echoが他社製品と比較してここまで注目されているのでしょうか?
ここからは、Amazon Echoがスマートスピーカーの本命とされる理由を解説していきます。
とっても賢い人工知能「Alexa」搭載
Amazon Echoに搭載されている「Alexa」は、他社製の音声アシスタント*1よりも、
・音声認識の精度
・レスポンス速度
が優れており、現状で最も優れた音声アシスタントと評価されています。日本での使用感は不明な点も多いですが、言葉に引っかかりがなく流暢に喋る点も高評価の要因となっているようです。
Amazon Echoは「スキル」を追加できる
Amazon Echoの最も注目すべき特徴は「購入後に機能を追加できる」という点です。
「スキル」と呼ばれる様々な拡張機能をインストールすることで、スマートフォンにアプリを追加するようなイメージで使用することができます。
これはGoogle Homeなどの他社製スマートスピーカーとの最大の違いで、Amazon Echoが注目される理由の一つでしょう。
スキルは専用の「スキルストア」から無料で追加することができ、既にAmazon Echoが販売されている米国では、数多くのスキルが開発されています。
ちなみにスキル開発者にはAmazonから報酬が支払われるそうです。
Echoにはどんなスキルがあるの?
それでは、一体どんな「スキル」がAmazon Echoで使えるのかを紹介していきます。
既にAmazon Echoが広く普及しているアメリカでは、開発者によって以下のようなAlexa用スキルが開発されています。
【Echoで使えるスキルの例】
・ピザを注文できるスキル(by ドミノピザ)
・料理にあったワインを教えてくれるスキル
・しりとりゲームができるスキル
・火星探査機の活動情報などを教えてくれるスキル(by NASA)
・(電話を探すために)自分の携帯に電話をかけてくれるスキル
・医学情報を教えてくれるスキル
・緊急時に家族や友人にメールを送れるスキル
例に挙げた以外にも、ちょっとしたジョークスキルやゲームスキルなど、本当に数多くのスキルが開発されています。
日本でもどのようなスキルが開発されるのか、今から楽しみです。
Amazon Echoがあれば「初音ミク」と会話ができる
(画像はクリプトン公式サイトより)
スキルの開発は個人でも可能ですが、
・クックパッド
・ヤフー
・リクルート
・三菱UFJ銀行
・積水ハウス
などの名だたる企業が開発に名乗りを挙げています。
また、個人的に最も注目しているのは、「初音ミク」と音声会話ができる『Hey MIKU!』というスキルです。(公式サイト)
これは絶対に試したいと思います!
Echo・Echo Plus・Echo Dotの違いは?
今回日本で発売される「Amazon Echo」シリーズは、Echo・Echo Plus・Echo Dotの3種類です。
3種類とも基本的な機能は同じですが、サイズとスピーカー性能の違いで価格に差があります。
スペックの違いは、以下の表のとおりです。
Echo Dot | Echo | Echo Plus | |
---|---|---|---|
価格 |
¥5,980 (プライム会員は¥3,980) |
¥11,980 (プライム会員は¥7,980) |
¥17,980 |
特徴 | コンパクトサイズ | 高機能スピーカー付き | スマートホーム・ハブ内蔵 |
スピーカーサイズ | 0.6インチ | 2.5インチウーファー/0.6インチツイーター | 2.5インチウーファー/0.8インチツイーター |
Dolby デュアルスピーカー | なし | あり | あり |
音楽のストリーミング再生 | 対応あり | 対応あり | 対応あり |
Bluetooth・3.5 mmステレオジャック接続 | 対応あり | 対応あり | 対応あり |
スマートホーム・デバイスと連携 | 対応あり | 対応あり | 対応あり |
内蔵スマートホーム・ハブによる簡単セットアップ | なし | なし | あり |
サイズと重量 | 32 x 84 x 84 mm、163g | 148 x 88 x 88 mm、821g | 235 x 84 x 84 mm、954g |
内容をまとめると、
・Echo Dot:安くてコンパクト
・Echo:ベーシックモデル
・Echo Plus:高くて高機能
といった感じです。
「とりあえずEchoを使ってみたい」という方は、最も価格の安い「Echo Dot」を購入するのがベストでしょう。
「Amazon Echo」の予約受付は本日から開始
Amazon Echoに関しては、まずはプライム会員限定の招待制で販売されるとのことです。(本日より招待予約の受付がはじまっています。)
▼申込みはこちらの画像をクリック
購入への招待メールが届いた方は、運が良ければ来週にもAmazon Echoが手に入るようです。早速ボクもEcho(無印)を狙って招待申込みをしました。
というわけで、スマートスピーカーの大本命「Amazon Echo」の発売が待ち遠しいです。
みなさんも招待メールに申し込んでみてはいかがでしょうか?
おわり!
※Google Homeのレビューも書いてます。
*1:Appleの「Siri」、Googleの「Google アシスタント」、Microsoftの「Cortana」
[…] http://www.nasu66.com […]