『ドラゴンクエストVII Reimagined』(リイマジンド)が2026年2月5日についに発売されました。本作は、2000年にPlayStation用ソフトとして発売された『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』を、「ドールルック」と呼ばれる手作り感あふれる3DCGで再構築(Reimagined)したリメイク作品です。
本記事では、DQ7 ReimaginedのBGM・音楽情報、そしてオーケストラ版サウンドトラックについて詳しく解説します。名曲揃いのDQ7音楽の魅力を余すところなくお伝えします!

目次
DQ7 Reimaginedの音楽概要
『ドラゴンクエストVII』の音楽は、シリーズ全作の音楽を手掛けてきたすぎやまこういち氏が作曲を担当。2021年9月30日に逝去されるまで、ドラゴンクエストシリーズの音楽に多大な貢献をされてきました。
DQ7の音楽の特徴は、シリーズの中でも特に物語性を重視した楽曲が多いことです。「失われた世界」を巡る壮大な物語を彩る音楽は、勇壮な曲だけでなく、哀愁漂う曲や神秘的な曲など、多彩な楽曲が収録されています。
Reimagined版の音楽仕様
DQ7 Reimaginedでは、3DS版と同様のオーケストラ音源が採用されています。2013年発売の3DS版リメイクから導入された東京都交響楽団による演奏を、そのまま本作でも楽しむことができます。
これにより、ゲーム内BGMがすべてフルオーケストラサウンドで流れるという贅沢な仕様になっています。内蔵音源ではなく、実際のオーケストラ演奏を収録した音源を使用しているため、臨場感と迫力が段違いです。
※海外版3DS版では容量の都合で内蔵音源でしたが、Reimagined版では全プラットフォームでオーケストラ音源が使用されています。

主要BGM楽曲一覧
DQ7には全30曲以上の楽曲が収録されています。以下に主要な楽曲とその使用場面を紹介します。
オープニング・メニュー
- 序曲のマーチVII – タイトル画面で流れるお馴染みの序曲。DQ7バージョンのアレンジが加えられています
- 間奏曲 – 冒険の書選択画面で流れる曲(DQ4と同曲)
- エデンの朝 – プロローグムービー(PS版)で使用された美しい曲
城・街・村
- 王宮のホルン – グランエスタード城などの城で流れる荘厳な曲
- 憩いの街角 – 町で流れる穏やかな曲
- のどかな家並 – 村で流れる牧歌的な曲
- やすらぎの地 – 小屋や聖風の谷などで流れる曲
- 時の眠る園 – 謎の神殿、天上の神殿で流れる神秘的な曲
- 大神殿 – ダーマ神殿、マーディラス大神殿で流れる壮大な曲
- 封印されし城のサラバンド – 封印下の城で流れる悲しげな曲
- 哀しみの日々 – 封印下の町・村で流れる曲
フィールド
- 足どりも軽やかに – 現代フィールドで流れる爽やかな曲。冒険の始まりを感じさせます
- 失われた世界 – 過去・封印された地域のフィールドで流れる物悲しい曲。DQ7を代表する名曲の一つ
ダンジョン
- 迫り来る死の影 – 洞窟やダンジョンで流れる緊迫感のある曲。3つのバリエーションがあり、場所によって使い分けられています
- 魔塔の響き – 塔や迷宮で流れる曲。PS版では5バリエーションあり
- スフィンクス – 魔王像や大地の精霊像で流れる威圧感のある曲
乗り物
- 小舟に揺られて – 船に乗っている時の穏やかな海の曲
- 魔法のじゅうたん – 空を飛ぶ爽快感のある曲
- 遥かなる空の彼方へ – 飛空石で飛行中の曲
- 海原の王者 – 海賊船で流れる勇壮な曲
戦闘
- 血路を開け – 通常戦闘曲。テンポの良い戦闘を盛り上げる名曲
- 強き者ども – ボス戦で流れる緊迫感あふれる曲
- オルゴ・デミーラ – ラスボス「オルゴ・デミーラ」戦の専用曲。絶望と希望が入り混じる壮大な曲
イベント・エンディング
- うたげの広場 – 祭りや宴のイベントで流れる楽しい曲
- 愛する人へ – キーファとの別れなど感動的なシーンで流れる曲
- トゥーラの舞 – ユバール族の休息地で流れる民族調の曲
- 凱旋そしてエピローグ – エンディングスタッフロールで流れる感動のフィナーレ
交響組曲「ドラゴンクエストVII」エデンの戦士たち
DQ7の音楽をオーケストラで楽しみたい方には、交響組曲版サウンドトラックがおすすめです。
CD情報
「ニンテンドー3DS ドラゴンクエストVII オリジナルサウンドトラック」
- 演奏:東京都交響楽団
- 指揮・作曲:すぎやまこういち
- 発売元:キングレコード
- 品番:KICA-2407~8
- 価格:3,740円(税込)
- 収録内容:2枚組、全42曲(ME含む)
3DS版で使用されているオーケストラ音源がすべて収録されており、ゲームと同じ音質で音楽を楽しむことができます。
DISC1 収録曲
- 序曲のマーチVII
- 間奏曲
- のどかな家並
- うたげの広場
- 海原の王者
- 足どりも軽やかに
- 憩いの街角
- 王宮のホルン
- 時の眠る園
- やすらぎの地
- 血路を開け
- 失われた世界
- 哀しみの日々
- 迫り来る死の影 1
- 哀しみを胸に
- 魔塔の響き
- 強き者ども
DISC2 収録曲
- 小舟に揺られて
- 封印されし城のサラバンド
- トゥーラの舞
- 復活のいのり
- 愛する人へ
- パラダイス
- 大神殿
- スフィンクス
- 魔法のじゅうたん
- 迫り来る死の影 2
- 遥かなる空の彼方へ
- 迫り来る死の影 3
- オルゴ・デミーラ
- 凱旋そしてエピローグ
- 宿屋(ME)
- セーブ(ME)
- 教会(ME)
- 呪い(ME)
- 出会い(ME)
- 発見(ME)
- ファンファーレ(ME)
- レベルアップ(ME)
- アイテム発見(ME)
- 重要アイテム発見(ME)
- 呪(ME)
- 転職(ME)
- 間奏曲
- エデンの朝(ボーナストラック)
オリジナルPS版サウンドトラック
2000年発売のオリジナルPS版音源を収録したCDも存在します。
「交響組曲『ドラゴンクエストVII』エデンの戦士たち + オリジナル・サウンドトラック」
- 品番:SVWC-7052~3
- 収録内容:2枚組(オーケストラ版+PS版ゲーム音源)
こちらはオーケストラ版とゲーム内蔵音源の両方を収録した豪華版で、音源の違いを聴き比べることができます。
DQ7音楽の魅力と特徴
物語と連動した楽曲
DQ7の音楽の最大の特徴は、各地域の物語と密接に結びついた楽曲構成にあります。封印されて闇に覆われた地域では「哀しみの日々」が流れ、解放後は明るい曲に変わるなど、音楽でストーリーの変化を体感できます。
「失われた世界」の名曲性
過去の世界で流れる「失われた世界」は、DQ7を代表する名曲として多くのファンに愛されています。どこか物悲しくも希望を感じさせるメロディは、失われた土地を取り戻す冒険の物語にぴったりの曲です。
シリーズ屈指の曲数
DQ7は全30曲以上という、シリーズでも屈指の曲数を誇ります。これは本作が100時間を超える長大なRPGであることに加え、様々なシチュエーションに合わせた専用曲が用意されているためです。
Reimagined版で音楽を楽しむコツ
最後に、DQ7 Reimaginedで音楽をより楽しむためのコツをいくつかご紹介します。
1. ヘッドホン・イヤホンでのプレイ
オーケストラサウンドの細かなニュアンスを楽しむなら、ヘッドホンやイヤホンでのプレイがおすすめです。特に「迫り来る死の影」の緊迫感や、「凱旋そしてエピローグ」の壮大さは、音響機器の質で体験が大きく変わります。
2. 封印解除前後の曲の変化を楽しむ
各地域を封印から解放すると、BGMが明るい曲に変わります。この変化を意識してプレイすると、物語への没入感が増します。
3. ユバール族のイベントは必見
「トゥーラの舞」「復活のいのり」など、ユバール族関連のイベントでは独自の民族調BGMが流れます。ストーリー上も重要なイベントなので、しっかり音楽と共に楽しみましょう。
まとめ
『ドラゴンクエストVII Reimagined』の音楽は、すぎやまこういち氏が手掛けた珠玉の楽曲群を、東京都交響楽団によるフルオーケストラサウンドで楽しめる贅沢な仕様になっています。
物語と密接に結びついた名曲の数々は、時を超える壮大な冒険をさらに印象深いものにしてくれることでしょう。ゲームをプレイする際は、ぜひBGMにも耳を傾けて、DQ7の音楽世界を堪能してください。
© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX


