目次
『閃光のハサウェイ』第3部への期待が高まる
劇場版『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は3部作として展開されており、2024年公開の『キルケーの魔女』に続き、最終章となる第3部の制作が決定しています。原作小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』を知るファンにとって、その結末がどのように映像化されるのか──非常に気になるところです。
本記事では、原作のラストを踏まえつつ、第3部で描かれるであろう展開を予想・考察していきます。※本記事には原作小説のネタバレが含まれます。ご注意ください。
原作のラスト:ハサウェイの運命
マフティー・ナビーユ・エリンの正体露見
原作小説では、ハサウェイ・ノアがテロリスト「マフティー・ナビーユ・エリン」であることが連邦軍に露見し、最終的に逮捕されます。親友であるケネス・スレッグ大佐(レーン・エイム)との死闘の末、ハサウェイは捕らえられ、軍事裁判にかけられることになります。
ギギ・アンダルシアとの別れ
物語を通じてハサウェイと深い関係を築いたギギ・アンダルシアは、最後まで彼の味方でした。しかし、ハサウェイの逮捕により、二人は引き裂かれます。ギギとの出会いと別れは、ハサウェイの人間性を描く上で非常に重要な要素です。
処刑へ
原作のラストでは、ハサウェイは軍事裁判で死刑を宣告され、処刑されることが示唆されています。ブライト・ノアの息子でありながら、テロリストとして命を落とす──この悲劇的な結末が、『閃光のハサウェイ』という物語の核心です。
第3部で描かれる展開を予想
最終決戦:Ξガンダム vs ペーネロペー
第3部最大の見どころは、間違いなくハサウェイとレーンの最終決戦です。Ξガンダムとペーネロペーという2機の最新鋭モビルスーツによる死闘は、これまでのガンダムシリーズでも屈指の名勝負となるでしょう。
単なる性能勝負ではなく、互いの信念と覚悟をぶつけ合う戦い──親友同士でありながら、立場の違いから戦わざるを得ない悲劇が、劇場の大スクリーンで描かれます。
マフティーの蜂起と鎮圧
マフティーによる最後の大規模作戦と、それを阻止しようとする連邦軍の総力戦が描かれるでしょう。市街地での戦闘、民間人の巻き添え、そして戦争の悲惨さ──『閃光のハサウェイ』が一貫して描いてきたテーマが、クライマックスで集約されます。
ハサウェイの逮捕と裁判
レーンとの戦いに敗れたハサウェイは逮捕され、軍事裁判にかけられます。ここで重要になるのが、ハサウェイの父であるブライト・ノアの存在です。一年戦争を戦い抜いた英雄の息子が、テロリストとして裁かれる──この場面は、映画ならではの演出で描かれることが期待されます。
ギギとの最後の会話
原作でも印象的だったギギとハサウェイの最後の会話は、第3部の重要なシーンとなるはずです。互いに惹かれ合いながらも、運命に翻弄された二人の別れは、観る者の涙を誘うことでしょう。
映画版独自の展開はあるか?
原作に忠実 vs オリジナル展開
これまでの第1部・第2部は、基本的に原作に忠実な映像化がなされてきました。しかし、第3部では一部オリジナル展開が追加される可能性もあります。特に、ハサウェイの処刑シーンをどこまで描くか、あるいは原作とは異なる結末を用意するのか──制作陣の判断が注目されます。
ブライト・ノアの葛藤
原作では描写が少なかったブライト・ノアの内面を、映画版では掘り下げる可能性があります。息子がテロリストだと知った父親の苦悩、そしてそれでも軍人として職務を全うしなければならない葛藤──この部分が膨らませば、物語により深みが増します。
アムロやシャアの影
ハサウェイはかつてアムロ・レイやシャア・アズナブルといった伝説的人物たちと出会っています。第3部では、彼らの影響がハサウェイの行動にどのように影響したのか、回想シーンなどで描かれるかもしれません。
第3部の見どころ予想
圧巻のモビルスーツ戦闘
Ξガンダム vs ペーネロペーの最終決戦は、シリーズ最高峰の映像美で描かれるはずです。飛行能力を持つ両機が、市街地や空中で繰り広げる三次元戦闘は、IMAXやドルビーシネマでの鑑賞が必須レベルの迫力となるでしょう。
人間ドラマの深化
ハサウェイ、ギギ、レーンの三角関係、そしてブライトやケネスといった周囲の人々の想い──第3部では、これまで積み重ねてきた人間ドラマが一気に収束します。戦争の愚かさと人間の業を描いた、重厚な物語が展開されるでしょう。
澤野弘之の音楽
劇伴を担当する澤野弘之氏の音楽は、『閃光のハサウェイ』の大きな魅力の一つです。第3部では、クライマックスにふさわしい壮大な楽曲が用意されているはずです。特に最終決戦のBGMは、映画史に残る名曲となる可能性があります。
公開時期はいつ?
制作スケジュールから予想
第1部が2021年6月、第2部『キルケーの魔女』が2024年公開とすると、約3年の間隔が空いています。この傾向が続けば、第3部は2027年頃の公開となる可能性が高いでしょう。
クオリティ優先の姿勢
サンライズとバンダイナムコフィルムワークスは、クオリティを最優先する姿勢を貫いています。第3部が最終章となることを考えれば、さらに時間をかけて丁寧に制作される可能性もあります。ファンとしては、多少時間がかかっても、最高の作品を待ちたいところです。
ファンの反応と期待
原作ファンの声
原作小説のファンからは、「あの結末をどう映像化するのか」という期待と不安の声が上がっています。ハサウェイの悲劇的な最期を、映画でどこまで描けるのか──制作陣の手腕が問われます。
新規ファンの反応
映画から入った新規ファンにとっては、ハサウェイの運命を知らない人も多いでしょう。第3部でその結末を知った時の衝撃は、計り知れないものがあります。
まとめ:第3部への期待
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』第3部は、シリーズの完結編として、原作の重厚なストーリーを映像化する大役を担います。ハサウェイ・ノアという一人の青年の、信念と挫折、愛と別れ、そして最期──その全てが、劇場の大スクリーンで描かれます。
Ξガンダムとペーネロペーの最終決戦、ギギとの別れ、そして父ブライトとの関係──第3部には、ガンダムファンが求める全てが詰まっているはずです。
公開まで時間はかかるかもしれませんが、その時を楽しみに待ちましょう。そして公開されたら、ぜひ劇場でその結末を見届けてください。