本文へ移動

ホーム / ゲーム

ゲーム

2人協力ゲームおすすめ5選|一緒に物語を進めたい人へ

異なる姿になった2人が左右の分割画面に映る公式ゲーム画像
『スプリット・フィクション』より引用
この記事の目次

どうも、なす(@nasuyowa)です。

友達やパートナーとゲームを始めるとき、意外と迷うのが「2人で何をするゲームがいいか」です。

同じ敵を倒したいのか、相談しながら謎を解きたいのか。それとも、映画の続きを観るように同じ物語を追いかけたいのか。どれも協力プレイですが、遊んでいる間に交わす会話はかなり違います。

今回は、2人で物語やステージを進める5作品を選びました。

役割を分ける『It Takes Two』、アクションの変化を楽しむ『スプリット・フィクション』、相談が攻略になる『Portal 2』など、それぞれにすすめたい理由があります。

公式のゲーム紹介や購入条件をもとにした選び方です。実プレイの採点ランキングではありません。物語の結末や謎の答えには触れず、何を一緒に楽しめるかを紹介します。

2人協力ゲームは何を一緒にしたいかで選ぶ

アクションと謎解きをひと通り楽しみたいなら、まず『It Takes Two』。会話そのものを楽しみたいなら『違う冬のぼくら』を見てみてください。

ただし、どちらも2人専用という点は同じでも、相手と共有するものが違います。

『It Takes Two』では互いの動きを見ながら役割をこなし、『違う冬のぼくら』では自分の画面にしかない情報を言葉で伝えます。

「協力している感じがほしい」という希望は、この違いまで考えると選びやすくなります。

一緒にやりたいこと候補先に知っておきたいこと
違う能力で助け合いながら冒険したいIt Takes Two2人とも3Dアクションを操作する
息を合わせて多彩なアクションに挑みたいスプリット・フィクション場面ごとに新しい動きを覚える
仕掛けを観察して解き方を相談したいPortal 21人用とは別の協力キャンペーン
同じ部屋で難しい操作を助け合いたいUnravel Twoゲーム標準の協力はローカル
見えているものを伝え合って物語を進めたい違う冬のぼくら1人1台の端末と会話できる環境が必要

この表は難易度順ではありません。操作が少なそうな作品でも、謎を解く考え方が合わないと先へ進めませんし、動きの多い作品でも2人がアクション好きなら試行錯誤を楽しみやすいからです。

たとえば、1人はゲーム慣れしていて、もう1人はほとんど遊ばない場合。「難しいところは全部やってあげる」でよいのか、「自分も操作して越えたい」のかでおすすめは変わります。

逆に、2人ともゲーム好きでも、謎の答えを先に言われるのが苦手な人はいます。反射神経だけでなく、相談のペースにも相性があるんですよね。

紹介する5作品は、対戦の勝敗を競うゲームや、自由に暮らすことが中心のゲームとは分けています。始まりがあり、2人で続きを進めていく遊びを探している人に向けた候補です。

It Takes Twoは違う役割で助け合いたい2人におすすめ

『It Takes Two』は、人形になってしまったコーディとメイを操作する2人専用のアクションアドベンチャーです。関係がうまくいっていない2人が、元に戻るために協力して旅を進めます。

この作品をすすめたいのは、「2人ともその場にいる意味があるゲーム」を探している人です。

各ステージで使う能力が変わり、その能力を組み合わせて先へ進む仕組みになっています。2人で同じ攻撃を繰り返すだけの協力よりも、相手が何をしてくれるか、自分が何を担当するかを考える場面に期待できます。EAのゲーム紹介

コーディとメイが左右の操作棒を動かす公式ゲーム画像
『It Takes Two』より引用

協力ゲームを選ぶとき、片方が全部片付けてしまうと、もう片方はついていくだけになりがちです。異なる能力が必要な仕掛けなら、得意な人が先を急いでも、相手の役割を待つ時間が生まれます。

この仕組みなら、操作の上手さだけで出番が決まりにくいと考えられます。「その動きが必要だったのか」と相手の行動を理解することも攻略になります。

もちろん、役割が違うから初心者でも楽にクリアできる、とは言えません。移動やジャンプはそれぞれが操作します。カメラを動かしながら足場へ飛ぶことに慣れていない人には、練習する時間が必要です。

相手がどちらを向いているのか、何をしようとしているのかを見る余裕も持ちたいところ。相手が何をしているかも、先へ進むための手がかりになります。

また、舞台や遊び方が変わることは、飽きにくさにつながる一方で、覚え直しもあるということです。ひとつの操作を長く繰り返して上達するゲームが好きな人には、この変化が忙しく感じられるかもしれません。

物語の中心はコーディとメイの関係です。見た目はおもちゃのようにカラフルでも、出発点には夫婦の不和があります。「かわいい絵だから、最初から最後まで気楽な話」と考えて選ぶのは避けたい作品です。

恋人同士でなければ楽しめない設定ではありません。ゲームとして注目したいのは、主人公たちが協力しなければ前へ進めない状況と、遊ぶ2人の行動が重なること。

キャラクターの関係を眺めながら、自分たちも役割をこなす作りです。

同じ部屋での画面分割とオンラインの両方に対応しています。オンラインでは、製品版を持つ人が無料のフレンドパス利用者を招待すれば、ソフト1本で2人が全編を遊べます。

ただし、PS5とPCのような異なるプラットフォーム間では遊べません。

EAが案内するPS5とPS4の世代間プレイは可能ですが、PS5からXboxやSwitchやPCへ招待できるという意味ではないので注意してください。EAのフレンドパス案内

迷っているなら、2人とも製品版を持っていなくても遊べる最初のチャプターで、操作と会話のペースを確かめるのがおすすめです。「自分たちなら続けられそうか」を購入前に試せるのは助かります。

Steam本編 通常版

スプリット・フィクションは変化の多いアクションを一緒に楽しみたい人へ

『スプリット・フィクション』は、SF作家のミオとファンタジー作家のゾーイが、自分たちの物語の世界に閉じ込められる2人専用アクションアドベンチャーです。

開発は『It Takes Two』と同じHazelight。ただ、物語は別の作品なので、前作の登場人物や結末を知っている必要はありません。EAの作品紹介

2人で「次は何が来るんだろう」と楽しみたいなら、こちらが有力です。SFとファンタジーを行き来し、場面ごとに能力や遊び方が変わります。

公式の紹介でも、乗り物での移動、足場を渡るアクション、敵に見つからず進むステルス、パズルなどが挙げられています。世界観の違いが背景だけにとどまらず、操作する内容にも関わるのが選びたい理由です。

『It Takes Two』と比較するなら、主人公の関係修復という題材に興味があるか、SFとファンタジーを巡る冒険に興味があるかで考えると分かりやすいです。

単に新しい方を選ぶより、2人が好きな雰囲気を話してみてください。

アクション面では、息を合わせるタイミングや、新しい動きへの対応が選ぶポイントになります。

操作に不安がある人を「協力ゲームだから大丈夫」と誘うより、公式のゲーム映像を一緒に見て、あの動きを自分でやってみたいか確かめる方が親切です。

一方で、難しい場面に対応する補助機能もあります。EAのアクセシビリティ案内では、次のチェックポイントへのスキップや、敵から受けるダメージを軽くする設定が説明されています。

スキップは、その区間を飛ばして先へ進む機能です。難所を全部クリアしたことになるわけではありません。「今日は続きを見たい」というときと、「ここは2人で成功させたい」というときで使い分けを相談できます。EAのアクセシビリティ案内

補助があるから難しさを感じないと保証するものでもありません。ゲームを止める前に選べる方法がある、という受け止め方がちょうどよいと思います。

なお、このEA資料は米国英語版のPC・家庭用ゲーム機を対象とするため、表示名は遊ぶ版の設定画面で確認してください。

購入しやすさで大きいのは、フレンドパスに加えてクロスプレイに対応すること。対象はPC、PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2です。

PS4やXbox One向けのソフトがあるわけではありません。

1人が製品版を持ち、もう1人が対応機種のフレンドパスを入れれば、機種が違っても一緒に全編を進められます。

オンライン利用に必要なアカウントや、家庭用ゲーム機側の有料オンラインサービスは別に確認しましょう。フレンドパスの条件

Nintendo Switch 2版にはGameShareもあります。近くの相手へ共有する場合は、受け取る側が初代Switchでも参加できます。

ただし、初代Switch用の製品版が発売されているという意味ではありません。この点は購入前に混同しやすいところです。EAのSwitch 2版案内

Portal 2は解き方を相談する時間を楽しめる

『Portal 2』は、離れた場所をつなぐポータルを使って、実験施設の仕掛けを解くパズルゲームです。協力モードでは2体のロボットを操作し、2人用に作られたテストへ挑みます。

ここで先に知っておきたいのは、1人用の本編を2人で一緒に進める形式ではないこと。協力プレイには別のキャンペーンと物語、専用のパズルが用意されています。Steamの公式製品ページ

1人用とは違う物語でも、「2人で考えて答えにたどり着きたい」と思うならおすすめです。

ポータルと青いジェルがある実験施設を描いた公式ゲーム画像
『Portal 2』より引用

選ぶ理由は、相手の存在が考え方を増やしてくれること。自分が出口から逆算している間に、相手は使えそうな壁を探す、といった相談ができます。

これは特定のステージの正解ではなく、パズルを一緒に考えるときの進め方の例です。

いきなり手を動かすより、まず何が動き、どこへ行きたいのかを2人で整理する。仮説ができたら試して、うまくいかなければ違う案を出す。その相談と試行錯誤を楽しみたい人に合う作品です。

一方、ずっと安全な場所で考えるだけのゲームではありません。視点は一人称で、移動や狙う方向の操作が必要です。

空間のつながりを把握することが苦手な人や、一人称視点で酔いやすい人は、ゲーム映像で画面の動きを確かめておきたいところです。

操作が得意な人と遊ぶときには、「考える担当」と「言われた通りに動く担当」を固定しすぎない方がよいでしょう。毎回先に答えを説明されると、もう片方が発見する機会を失ってしまいます。

どちらかがすでに協力モードをクリアしている場合も、作品が遊べなくなるわけではありません。ただ、初見同士で答えを探す体験とは変わります。

未経験の相手に教えながら遊びたいのか、2人とも未知の謎に挑みたいのかは、誘う前に考えておくとよさそうです。

物語の雰囲気は、不思議な科学施設と皮肉のあるユーモア。壮大な冒険ドラマを長い会話シーンで追うことよりも、施設の中で次々に出される課題と、その周囲の言葉を楽しみたい人に向いています。Valveの作品紹介

Steam版は日本語のインターフェイスと字幕、オンライン協力、共有・分割画面での協力に対応しています。別々のPCで通常のオンライン協力をするなら、ソフトは2人分必要です。

SteamのRemote Play Togetherを使い、ローカル協力を配信する遊び方なら、ホスト側の1本で相手を招待できます。

フレンドパスとは違う仕組みで、画面と入力を通信するため、回線の状態も遊びやすさに関わります。Steam Remote Play

Switchで探すときは、『Portal』と『Portal 2』を収録した『Portal:コンパニオンコレクション』が対象です。

協力できるのは収録作の『Portal 2』なので、初代『Portal』も2人用だと思って購入しないようにしてください。任天堂の収録内容案内

Steam本編 通常版

Unravel Twoは同じ部屋で難しい操作を助け合いたい人へ

『Unravel Two』は、毛糸の体を持つ2体のヤーニーを動かすパズルアクションです。2体をつなぐ毛糸を使って移動したり、仕掛けを解いたりしながら進みます。

同じ部屋で、隣の人の操作を見ながら遊ぶ候補としておすすめです。1人で2体を切り替えて遊ぶこともできますが、隣の相手と助け合うローカル協力も魅力です。EAの作品ページ

赤いヤーニーから伸びる毛糸につかまる青いヤーニーの公式ゲーム画像
『Unravel Two』より引用

毛糸は2人の関係を表す飾りだけではありません。片方を支点にして振り子のように飛び移ったり、取り付け箇所を結んで橋を作ったりと、移動やパズルに使います。

誰かが先に進むときに、もう片方が支える。並んで走ることとは違う協力を、画面上のつながりとして理解しやすいのが選びたい理由です。

操作経験に差がある2人にとっては、ヤーニー同士がつながって移動できる点も判断材料になります。難しい移動だけ手助けし、仕掛けを考える場所ではそれぞれ動く、という遊び方を考えられます。

ただし、助けられる側がずっと任せたいとは限りません。「ここは自分でやってみたい」と思っているところで先へ運んでしまうと、クリアできても満足感が薄くなるかもしれません。

公式のSwitch版マニュアルでは、段階的に詳しくなる3つのヒントと、時間の進み方を遅くするスローモーションが案内されています。

パズルとアクションで困ったときに、別々の助けを使えるのは見ておきたい点です。EAの日本語マニュアル

かわいいキャラクターだから、操作も簡単だと決めつける必要はありません。ジャンプや毛糸を使った移動はありますし、同じ画面で2人の位置を意識しながら動かします。

見た目の穏やかさと、手元で求められる操作は分けて考えましょう。

物語は、景色や背景の出来事を見ながら受け取る比重が大きい作品です。

キャラクター同士の会話が次々に続く冒険を求めるなら、先に『It Takes Two』や『スプリット・フィクション』を見た方が合うかもしれません。

逆に、言葉で説明されすぎない雰囲気の中で、2人で先へ進むことを楽しみたいなら候補になります。公式画像にも、草原だけでなく暗い場所や危険な場面があります。全編がのんびりした散歩というわけではありません。

ゲーム自体の協力プレイはローカルです。

Steam版にはRemote Play Togetherがあるため、離れた相手とローカル協力を共有する方法はありますが、独立したオンライン協力モードとは区別してください。Steamの機能と言語表示

Steam本編 通常版

違う冬のぼくらは相手の話を聞くことが攻略になる

『違う冬のぼくら(BOKURA)』は、家出をした2人の少年が旅をする、2人専用のパズルアドベンチャーです。

最大の特徴は、2人が同じ場所にいても、画面には違う景色が見えていること。片方には動物の世界、もう片方には機械の世界が見えます。相手が何を見ているかは、話してもらわなければ分かりません。講談社の作品紹介

森の足場と箱のそばにいる2人の少年を描いた公式ゲーム画像
『違う冬のぼくら』より引用

「そこの箱を動かして」と言っても、相手には同じものが箱に見えていないかもしれない。そんなふうに、同じ場所や物を指しているつもりでも、説明がかみ合わない状況を楽しむ作品です。

この例はゲーム中の台詞や特定の謎の答えではありません。自分の画面を指せば伝わる、という普段のやり方が通用しないところに面白さがあります。

2人で謎を解くゲームはほかにもありますが、この作品では「自分が分かったら相手へ答えを教える」だけで終わりません。相手から聞いた情報によって、自分の理解も変わります。

そのため、操作経験の多い人が一方的に進める遊び方より、お互いの観察を聞きたい2人にすすめたいです。見たものを言葉にしたり、相手の説明を聞いたりするのが好きか。それが選ぶ基準になります。

ただし、会話中心だから操作が不要という意味ではありません。パズルアクションなので、移動やジャンプも行います。

謎を解くのは好きでも、手を動かすゲームは避けたいという場合は、購入前に操作の映像まで確認した方がよいでしょう。

遊ぶときは1人1台の端末が必要です。同じテレビを2人で見る形式とは違います。同じ部屋でも、それぞれの画面を見ながら会話する準備をしてください。

離れて遊ぶ場合は、通話できる環境も必要です。ゲーム内に通話機能はないため、普段使っている通話アプリなどを別に用意します。その場で会話を続けられることも、遊ぶための条件です。Steamの購入前案内

まずは相手の画面を見ず、言葉で伝えるつもりで始めたいところ。配信画面を見せ合うより、違う景色を想像する楽しみを残せます。

雰囲気にも注意が必要です。ドット絵や動物の見た目だけで、明るい親子向け作品と判断しないでください。公式のあらすじには動物の死が含まれ、穏やかな場面だけの物語ではありません。

内容の好みを確かめたうえで、少し不穏な旅を一緒に進めたい2人へすすめます。

購入条件では、古い紹介記事に注意したい点があります。

本作のSteam無料フレンドパスは、2023年8月5日の公式告知により、8月10日のクロスプラットフォーム対応に伴って配信が廃止されました。

これから通常の協力プレイを始める2人は、各自が製品版を用意します。講談社のフレンドパス廃止案内

Steam、Switch、iOS、Android間のクロスプレイに対応し、2026年7月発売のSwitch 2版も加わっています。

講談社のスマホ版案内とSwitch 2版のメーカー発表で対象を確認できます。異なる端末を使えるのは便利ですが、画面の大きさや入力方法は同じになりません。

2人とも操作しやすい端末で遊ぶのがよさそうです。

操作経験の差は苦手なことを分けて考える

「初心者でも遊べる?」と聞かれたとき、ゲーム名だけで答えを決めるのは難しいところです。初心者が困る理由にも、いくつか種類があります。

キャラクターを動かしながらカメラも操作するのが難しい。ジャンプのタイミングがつかめない。ボタンは押せるけれど、何をすればよいか分からない。この3つは、同じ難しさではありません。

カメラ操作に不安があるなら、横から見る2Dの『Unravel Two』や『違う冬のぼくら』を先に検討する方法があります。ただし、2Dなら謎も簡単になるわけではなく、移動やタイミングの操作も残ります。

跳ぶタイミングが苦手なら、『Unravel Two』のスローモーションや手助けできる仕組みが判断材料になります。解き方が分からず止まるのが苦手なら、同作の段階的なヒントを確認したいところです。

『スプリット・フィクション』には難所を飛ばす選択肢があります。2人で「成功するまで挑戦したい」のか、「今日は物語を進めたい」のかが違うと、便利な機能でも使うかどうかで迷います。

購入前に話しておくと、失敗したときに決める負担を減らせます。

『Portal 2』や『違う冬のぼくら』では、考える時間を待てるかも大事です。謎を解く速さに差があっても、先に分かった人が全部言わず、相手の発見を聞く楽しみ方なら一緒に考えやすくなります。

失敗の負担も、ゲーム内で失うものだけでは測れません。同じ場所を繰り返す時間、相手を待たせている気持ち、せっかく思いついた案が失敗する残念さ。どれがつらいかは人によって違います。

そこで、始める前に「詰まったら一度休む」「ヒントを見る前に声をかける」「難所の代行は頼まれてからにする」くらいを決めておくのがおすすめです。

攻略の正しさより、一緒に続けたいペースを優先するための約束です。

上手い人が先生になり続ける必要もありません。操作のコツを聞きたい時間と、説明なしで試したい時間を分けるだけでも、同じ作品の楽しみ方は変えられます。

同じ部屋かオンラインかで必要なものは変わる

買う前に、まず同じ画面で遊ぶのか、別々の端末で遊ぶのかを決めましょう。「2人プレイ対応」だけでは、必要な本体やソフトの数までは分かりません。

同じ部屋の1台で遊ぶ場合、『It Takes Two』『スプリット・フィクション』『Portal 2』『Unravel Two』が候補です。

対応した操作機器を2人分用意して、共有画面や画面分割で遊びます。

『違う冬のぼくら』は同じ部屋にいても端末が2台必要です。隣に座れば通話アプリは不要ですが、1台の画面を分割するローカル協力とは考えないでください。

画面分割の作品では、1人が見る領域が小さくなります。テレビまでの距離や、文字が読めるかも確認したいところ。

特に片方が普段はゲームをしないなら、「画面の中のものが見えにくい」のか、「操作が難しい」のかは分けて考えましょう。

オンラインでは、次のように必要な本数が変わります。

作品別々の端末で遊ぶ代表的な方法製品版の必要数
It Takes Two同じプラットフォーム系統でフレンドパス招待1本
スプリット・フィクション対応4プラットフォーム間でフレンドパス招待1本
Portal 2各自のPCで通常のオンライン協力2本
Unravel TwoSteamのRemote Play Togetherでローカル協力を共有ホスト側1本
違う冬のぼくら各自の対応端末から協力プレイ2本

『Portal 2』もSteamのRemote Play Togetherに対応するため、その方法ならホスト側1本です。表の通常オンライン協力とは、接続の仕組みが違います。

フレンドパスは、相手もそのゲームの無料クライアントを入れて参加する方式です。

Remote Play Togetherは、ホストのローカルゲームを離れた場所へ配信し、相手の操作を受け取る方式。

後者はホスト側の環境や通信の影響を受けるので、同じ条件で遊べるものとして並べない方が分かりやすいです。

また、フレンドパスの「無料」は、招待された人の製品版購入が不要という意味です。家庭用ゲーム機での有料オンラインサービスまで無料になるわけではありません。

PSのオンライン協力にはPS Plus、Switch系ではNintendo Switch Onlineなど、遊ぶ機種の加入条件を双方が確認してください。

Xboxもオンラインマルチプレイを含む現行プランが対象です。名称が古い公式FAQもあるので、購入画面の案内を優先しましょう。

Steamファミリーによるライブラリ共有も、これらとは別です。同じゲームを2人が別々に起動する通常のオンライン協力を、家族共有の1本で無条件に始められるわけではありません。

ソフトを買うときは、今回使う協力の方法で本数を数えるのが確実です。Steamファミリーの公式FAQ

対応機種と価格は2人分で比べる

作品が決まったら、2人が持っている機種で本当に一緒に遊べるかを確かめます。対応機種が多いことと、異なる機種同士で遊べることは別の条件です。

『It Takes Two』はPC、PS4・PS5、Xbox One・Xbox Series X|S、Switchで展開していますが、PSとPCを組み合わせたオンライン協力には対応していません。

『スプリット・フィクション』はPC、PS5、Xbox Series X|S、Switch 2が対象で、この4種類の間でクロスプレイができます。

初代Switchは、近くのSwitch 2からGameShareを受け取る参加方法と、通常の製品版やフレンドパスを区別してください。

『Portal 2』はSteam版や、Switch用『Portal:コンパニオンコレクション』で探せます。

PCとSwitchのクロスプレイを前提に購入せず、2人で使う同じ版の接続方法を確認しましょう。

古いPS3・Xbox 360版の情報を、現在買う版の条件へそのまま当てはめないことも大事です。

『Unravel Two』はPC、PS4、Xbox One、Switch版があります。EAの対応機種と任天堂のSwitch版案内を参照できます。

PS5などの新しい本体で旧世代版を遊ぶ場合は、本体の互換対応とソフトの版を確認してください。PS5でPS4版を遊ぶ場合も、購入対象はPS4版です。

『違う冬のぼくら』はSteam、Switch、Switch 2、iOS、Androidで比較できます。機種が違う相手とも遊べますが、新規購入では2人がそれぞれ製品版を用意する点を予算へ入れましょう。

価格を比べるために、以下はSteamの日本円通常表示価格でそろえています。2026年10月8日の確認値で、セール価格や家庭用ゲーム機版の価格ではありません。

作品Steam通常表示価格この条件でのソフト代の合計
It Takes Two4,300円フレンドパス利用なら4,300円
スプリット・フィクション6,900円フレンドパス利用なら6,900円
Portal 21,200円通常オンラインで2本なら2,400円
Unravel Two2,900円ローカル協力またはRemote Play Togetherなら2,900円
違う冬のぼくら710円2本なら1,420円

確認時には各作品に割引表示もありましたが、期間が変わるため、価格の安さだけでおすすめを決めていません。購入する日の価格は、各作品の公式ストアで確認してください。

最安値だけで比べるなら本数を見落としやすく、1本の価格だけで高いと感じても、フレンドパスで2人が遊べる場合があります。

反対に、すでに持っているコントローラーやオンライン会員資格によって、追加の出費は変わります。

日本語については、Steamの現行表示で『It Takes Two』『スプリット・フィクション』『Portal 2』『違う冬のぼくら』の日本語インターフェイスと字幕を確認しています。

『Unravel Two』は日本語インターフェイス対応です。日本語対応という表示だけで、全作品に日本語音声があるとは考えないでください。

ダウンロード版を選ぶときは、タイトルだけでなく本編か、フレンドパスか、サウンドトラックかも確認しましょう。無料のフレンドパスを入れただけで、2人とも製品版なしで全編を遊べるわけではありません。

物語の雰囲気も2人で確かめておこう

協力の方法が合っていても、物語の雰囲気が合わないと続きを始めにくくなります。特に、1人は明るい冒険が好きで、もう1人は不穏な謎が好きな場合は、映像の印象だけでも共有しておくのがおすすめです。

『It Takes Two』は、にぎやかな舞台で冒険しながら、人間関係の問題を扱います。『スプリット・フィクション』は、SFとファンタジーの世界を舞台に、異なる2人が協力する友情の物語です。

どちらも動きの多い冒険を共有する候補ですが、「夫婦の話を追いたい」のか、「創作世界を行き来する話が気になる」のかで興味の持ち方は違ってきます。

『Portal 2』は実験施設を舞台にしたパズルと、皮肉のある語りを楽しむ候補。『Unravel Two』は、景色や2体の動きを見ながら進む冒険です。

会話の量が多い方が物語へ入りやすい人と、言葉が少ない方が好みの人で選び分けられます。

『違う冬のぼくら』は、2人の認識の違いと、話し合うことに興味がある人へ。

公式のあらすじにある動物の死など、かわいい絵柄だけでは想像しにくい内容もあるため、明るい作品だけを求めるときには慎重に選びたいです。

また、「2人協力」は「全年齢向け」と同じ意味ではありません。購入する国や機種のレーティングと、暴力・恐怖表現などの内容表示を確認してください。

たとえばNintendo UKの『違う冬のぼくら』Switch 2版はPEGI 12で、恐怖と中程度の暴力の表示があります。

日本の年齢区分と置き換える数字ではありませんが、絵柄だけで対象を判断しない材料にはなります。任天堂の内容表示

内容を確かめるために、結末まで検索する必要はありません。公式紹介、レーティング、冒頭のゲーム映像から、気になる表現があるか2人で話してみましょう。作品の雰囲気を選ぶ手がかりになります。

遊ぶ相手が決まっているなら、作品名だけを送るより「これは相談するのが中心」「こっちはジャンプなどの操作が多い」とひと言添えて誘う方が、始めた後の想像違いも減らせます。

まとめ

2人で物語を進めるゲームを選ぶなら、まず「動いて協力したいか」「話して協力したいか」を考えると候補を絞れます。

役割の違いを楽しむ冒険なら『It Takes Two』。新しい場面やアクションへ次々に挑みたいなら『スプリット・フィクション』。仕掛けの解き方を考える時間なら『Portal 2』がおすすめです。

同じ部屋で操作を手助けしながら進めたいなら『Unravel Two』、互いの見ているものを伝えることから楽しみたいなら『違う冬のぼくら』を見てみてください。

候補が2本に絞れたら、相手にも公式のゲーム映像を見てもらいましょう。「評判がいいから」だけより、2人ともやってみたい動きや会話がある方を選ぶ。その方が、続きを始める時間も楽しみにしやすいはずです。

おわり!

どうも、なす(@nasuyowa)です。

映画と漫画、アニメ、ゲームが好きです。面白かった作品や、買ってよかったものを紹介してます。

← トップへ戻る