【レビュー】『龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties』背中合わせの2つの物語が最高すぎる!峯義孝のスタイリッシュアクションと沖縄の温かさに泣いた

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2026年2月12日にセガからリリースされる『龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties』。PC / Nintendo Switch 2 / PS5 / Xbox Series X|S / PS4で発売されるこのタイトル、実際にプレイしてみたのでガッツリ感想を書いていくよ。

2009年に発売された『龍が如く3』のフルリメイクと、東城会幹部・峯 義孝を主人公にした完全新作の外伝がセットになった超豪華パッケージ。これがもう、マジで最高だった

龍が如く 極3 メインビジュアル
桐生一馬と峯義孝、2つの物語が交差する

峯 義孝の外伝「Dark Ties」が予想以上にヤバい

まず語りたいのが「龍が如く3外伝 Dark Ties」。東城会で台頭する以前の峯 義孝が主人公なんだけど、ただのスピンオフじゃなかった。

舞台は2009年。峯は徹底した合理主義者で、物事を最短距離で進めるためなら手段を選ばないマキャベリスト。一方、兄貴分の神田は理屈より感情で動くタイプで、暴力によるショートカットを好む。この2人が不思議とウマが合うっていうのが面白いんだよね。

峯義孝と神田のシーン
合理主義者の峯と感情派の神田、対照的な2人の関係性が見どころ

状況が変わって東城会のトップ・堂島大吾との関係が深まるにつれて、峯の価値観に揺らぎが生じていく。メンツと仁義は極道の矜持そのものだけど、峯にとっては「無駄なコスト」に過ぎない。そんな彼が裏社会で確かめようとしたものは何だったのか……これはぜひ自分の目で見届けてほしい。

アクションの手触りが最高すぎる

峯のアクションは「研ぎ澄まされた機動性」がテーマ。スウェイであらゆる攻撃を紙一重でかわして、懐や背後に潜り込む。「スウェイで位置取り→急所を突く」というプロセスが峯の個性そのもので、操作性もめちゃくちゃ手に馴染む。

峯のバトルアクション
ジャストスウェイからのクリティカル攻撃が気持ちよすぎる

ジャストスウェイや背面からの追い打ちに成功すると「クリティカル攻撃」が発生して大ダメージ。投げて地面に叩きつけた敵にすかさずクリティカルを叩き込む一連の流れがもたらすカタルシスは格別だった。

アクションに自信があるプレイヤーには最初からプロフェッショナル難度をおすすめしたい。敵の攻撃頻度が増えるぶんジャストスウェイのチャンスも増えて、「死線を見極め、最小の手数で大ダメージを叩き出す」快感がハンパない。

サイドコンテンツも充実!裏社会版「警察24時」がコミカル

「神田カリスマプロジェクト」というサイドコンテンツでは、バトルやアイテム配達のミニイベントを進めてサブストーリーを開放していく。神田の代わりに善行を積んで絆を深めていく過程がコミカルで、あの剥き出しの人間性がどこか子供っぽくてチャーミングに見えてくるんだよね。

善行に励む峯のスタンスはダークヒーロー的で、シマを荒らす悪党への制裁が結果として治安維持につながる。まるで裏社会版「警察24時」みたいだった。

もう1つのサイドコンテンツ「サバイバル・ヘル」はローグライト的な緊張感が楽しめるエンドコンテンツ。ダンジョンの途中で力尽きればアイテムも金も失うリスクがあって、ストーリークリア後も長く楽しめる設計になっている。

沖縄が舞台の「極3」は桐生一馬の最も幸せな物語

フルリメイクの「龍が如く 極3」はシリーズ史上、最も明るい桐生一馬の物語。沖縄・琉球街の空気感がどこまでも温かくて、アサガオの子供たちとの生活がもう最高なんだよ。

沖縄を舞台にした桐生一馬
陽光溢れる沖縄での桐生一馬の穏やかな日々

新登場の「琉球スタイル」は多彩な戦い方ができるバトルスタイル。琉球古武術の道場で汗を流して習得していくのが楽しい。

サイドコンテンツ「アサガオライフ」では、子供たちからの「おりょうりリクエスト」が釣りや畑仕事、虫取りといったミニゲームの動機になる仕組みで、自然とあらゆるコンテンツに手を出したくなる設計が見事だった。

新要素「ツッパリの龍」がぶっ飛んでて最高

新要素「最強列伝 ツッパリの龍」はチームを編成して戦うバトルコンテンツ。デコった単車で敵地に乗り込み、勝利すれば全員でキメポーズの記念撮影っていう脳天気さがたまらない。

ツッパリの龍
デコった単車で乗り込むツッパリ軍団のノリが最高すぎる

写真撮影、福引、携帯電話のデコレーション、さらには友達を増やしていくサイドコンテンツもあって、プレイヤー自身の感覚として2009年に馴染んでいく過程を楽しめる。サブストーリーは往年の邦画シリーズを彷彿とさせる人情ものが多くて、「誰かのトラブルに全力で首を突っ込んでしまう」桐生一馬の不器用な誠実さが光る。

まとめ:2つの物語は背中合わせ

極道の世界で徹底的に効率を追求しようとした峯 義孝の物語と、子供たちと過ごす時間に人生の真実を見出した桐生一馬の物語。2つの物語は対称的であり、背中合わせのようでもある。

アクションの爽快感、ダンジョンの緊張感、ノワールなシナリオ、温かい沖縄の日常。あらゆる要素が高いレベルでまとまっていて、龍が如くシリーズファンなら絶対に見逃せない一本だと思う。

『龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties』は2026年2月12日発売。PC / Nintendo Switch 2 / PS5 / Xbox Series X|S / PS4で遊べるよ。