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自分で謎を解く推理ゲームおすすめ5選|証拠・音・言葉から選ぶ

Return of the Obra Dinnの公式画像。無人の船室を描く少ない色の探索画面
『Return of the Obra Dinn』より引用
この記事の目次

どうも、なす(@nasuyowa)です。

探偵が謎を解くところを眺めるのもいいけれど、自分の頭で「あの情報はこういう意味だったのか」とつなげてみたい。

そんな人にすすめたい推理ゲームを5本選びました。

静止した事件現場をじっくり調べたいなら『The Case of the Golden Idol』、船の中を歩いて人物の正体を追いたいなら『Return of the Obra Dinn』が候補です。

会話を聞き直して真相へ近づくなら『Unheard ー罪の代弁ー』。

犯人捜しから少し離れて、知らない言葉を解読したいなら『Chants of Sennaar』。

Golden Idolの仕組みで別の時代の事件へ進みたい人には『The Rise of the Golden Idol』をすすめます。

今回は公式に紹介されている遊び方をもとに、何を考えるのが楽しいゲームなのかを比較しています。プレイ時間や難易度を実測したランキングではありません。

犯人、事件の答え、終盤の展開には触れず、選ぶために必要な違いを見ていきます。

推理ゲームは何を手がかりにするかで選ぶ

同じ推理ゲームでも、画面の中でやることはかなり違います。持ち物を調べるのか、人の声を聞くのか、言葉の意味を探るのか。

最初にここを決めると、遊びたい1本を絞りやすくなります。

作品主な手がかり自分で考えること選ぶときの注意
Return of the Obra Dinn過去の場面・会話・名簿人物の正体と船内で起きたこと一人称で船内を歩く
The Case of the Golden Idol現場・持ち物・発言事件を説明する文章単語と人物関係を読む
The Rise of the Golden Idol現場・証言・複数の事件個々の出来事と事件のつながり前作の追加シナリオではなく別作品
Chants of Sennaar会話・記号・周囲の行動未知の言葉の意味探索や隠密の場面もある
Unheard ー罪の代弁ー音声・場所・時刻誰がいつ何をしていたか音声を聞ける環境で遊びたい

表は公式のゲーム説明を選び方として整理したものです。文字量の多さや難しさを点数化したものではありません。

人物と出来事を組み立てたい

「怪しい人は分かった。でも、この人が何をしたのか説明できない」。

その間を埋めるのが好きなら、Obra Dinnと、Golden Idolシリーズの2作品から選ぶのがおすすめです。

Obra Dinnでは人物の正体と安否を調べます。Golden Idolでは現場で集めた情報を使い、出来事を文章として完成させます。

どちらも人物を見つけるだけで終わらず、その人物と証拠を結びつけて考える仕組みです。

違うのは、情報を探すときの視点です。船の中へ入り込んで見回したいならObra Dinn。

まず1枚の現場を見渡し、気になるところを調べたいならGolden Idol。推理の題材が似ていても、操作している時間の過ごし方が変わります。

この系統を初めて選ぶなら、『The Case of the Golden Idol』(以下Case)を候補の先頭に置きます。

調べた場所から単語を集め、それを文章へ入れるという流れが分かりやすく、何を解答するゲームなのか想像しやすいからです。簡単に解けるという意味ではありません。

推理の難しさと、操作の分かりやすさは別の話。複雑な操作を覚えるより、人物や物の関係を考えることに時間を使いたい人に合う選び方です。

音声を追うか知らない言葉を読むか

UnheardとChants of Sennaarは、情報の受け取り方が大きく違う2本です。

Unheardは声を聞くゲーム。同じ時間の別の部屋で交わされる会話を追い、発言した人物や行動を整理します。

音声劇の登場人物について、自分で相関図を作るような推理をしたい人に向いています。

Chants of Sennaarは、まだ読めない言葉に意味を与えていくゲームです。

記号を見ただけでは分からなくても、人が何をしているか、どこでその言葉が使われているかを観察する。文脈から意味を推測することが遊びになります。

会話の内容を聞き取って整理したいか、そもそも何を言っているのかを解きたいか。この違いで選ぶと迷いにくいです。

ミステリー映画の会話を巻き戻して確かめたくなる人にはUnheard。

知らない土地の標識や文化を理解する過程に惹かれる人にはChants of Sennaarをすすめます。

どちらも、文字の量だけでは好みを判断しにくい作品です。

探索と文字を読む時間も確かめる

推理に集中したいときでも、場所を移動する時間が好きかどうかは好みが分かれます。

Obra Dinnは一人称で船内を歩き、Chants of Sennaarは塔を旅します。

風景を見ながら次の手がかりへ向かう時間も含めて遊びたいなら、この2本が候補です。

Golden Idolの2作品はポイント&クリックで現場を調べます。Unheardは見取り図上で聞く場所や時刻を変えます。

広い世界を歩くことより、提示された場面や記録を調べ直すことに関心がある人は、こちらから見るとよさそうです。

文字を読む内容も違います。Golden Idolでは単語の意味や人物名を整理し、Obra Dinnでは名簿や会話と場面を見比べます。

Chants of Sennaarは文字を「読む前の段階」から考える作品。

Unheardでは音声の情報を覚え、必要に応じて聞き直すことになります。

文章が少なければ楽とは限らないんですよね。短い発言や小さな記号が重要なら、量が少なくても注意深く見る必要があります。

本記事では総文字数や探索時間を測っていないため、多い・少ないの順位はつけていません。何を読むか、どこを動くかを、自分の好きな遊びと比べてみてください。

Return of the Obra Dinn

消息を絶っていた商船が、乗員の姿がないまま帰ってきた。保険調査官として船へ乗り込み、60人の乗員・乗客に何が起きたのかを調べるゲームです。

手がかりになるのは、死者の最期の場面を見られる懐中時計と手記。過去の一場面を観察し、会話や名簿と照らし合わせながら、人物の正体や安否を記録していきます。

公式サイトと任天堂の紹介記事で基本の仕組みを確認できます。

この作品をすすめたいのは、目の前の場面を違う角度から見直すのが好きな人です。

人物と出来事がひとつの空間に置かれていて、プレイヤー自身がその中を見回す。画面に文章で書かれた証拠だけを整理するゲームとは、情報の探し方が違います。

公式の船室画像でも、輪郭と細かな点で空間が描かれているのが分かります。

少ない色でできた画面ですが、奥行きのある場所を歩いて調べるゲームです。見た目だけで平面のパズルだと思わない方がいいですね。

推理では、ひとつの場面だけで人物名や死因が分かるとは限りません。任天堂の紹介でも、会話や別の場面の情報を組み合わせる仕組みが説明されています。

今は意味の分からない情報を、別の情報が見つかるまで持ち越して考えたい人に向いています。

この構造から見ると、Obra Dinnの面白さは「証拠を増やすこと」と「証拠の意味を考え直すこと」の両方にあります。

新しい場面へ進むだけでなく、知っている場面の見方が変わることにも興味があるなら、かなり気になる1本ではないでしょうか。

一方、いま解くべき問題だけを順番に渡してほしい人は、情報を照らし合わせる作業が負担になるかもしれません。

誰が誰なのかを整理することも推理の一部なので、人物名を読むのが苦手な人は購入前に手記の画面を見ておきたいところです。

また、死者の最期を調べるという題材から、死の場面が避けられる作品ではありません。

色数が少ないから穏やかな内容というわけでもないので、事件や死の描写が苦手なら、公式ストアの注意書きを確認してください。

3Dの一人称移動があることも選ぶ際の違いです。

視点を動かすゲームが苦手なら、静止した現場を調べるCaseと先に比べておくとよいです。視点移動の快適さには個人差があります。

人物の正体をひとりずつ調べ、船という限られた場所の過去をつなげたい人へ。

5本のなかで、空間に入り込んで観察する推理を求めるなら、まずObra Dinnを候補に入れてください。

SteamでReturn of the Obra Dinnを確認する

Steam本編(セット・サウンドトラック・DLCを除く)

The Case of the Golden Idol

18世紀を舞台に、黄金の偶像にまつわる奇妙な死の謎を解く推理ゲームです。本編では12の事件を扱い、止まった事件現場から情報を集めていきます。

人物の持ち物や発言、現場にある物を調べ、得た単語を文章の空欄へ当てはめるのが基本。容疑者、動機、凶器などを考え、何が起きたのかを説明する文章を完成させます。

公式サイトと任天堂の紹介記事に調査と解答の流れが載っています。

The Case of the Golden Idolの公式画像。窓と書棚のある部屋の探索画面
『The Case of the Golden Idol』より引用

Caseのおすすめポイントは、自分の推理を文章にするところです。「この人が怪しい」という印象だけでは、出来事の説明は埋まりません。

誰が何に関わっているかを考え、選んだ言葉で筋の通った説明になるかまで確かめることになります。

ここを面白そうと感じるかが、購入前の大きな分かれ目。ミステリーを読んだあとに、登場人物や事件の流れを自分なりに整理したくなる人には、相性のよい仕組みだと思います。

現場が止まっている点も特徴です。反射的にボタンを押すことより、画面にある情報を拾って考えることが中心になります。

ただし、手がかりは文章だけとは限りません。読めるところを全部読んで終わりにするより、絵の中の配置や人物にも目を向けたい作品です。

掲載した公式画像には、窓や書棚のある部屋が描かれています。調べる対象を画面全体から探す形式と、人物の独特な描き方が分かる1枚です。

実際の事件の答えを紹介しなくても、こうした画面を長く眺めたいかどうかは判断しやすいですね。

Obra Dinnと迷うなら、空間を歩いて調べたいか、1つの場面を画面上で調べたいかで選ぶのがおすすめです。

名前や出来事を推理する点は近くても、手がかりへ近づくための操作が異なります。

また、各事件は完全に切り離された問題集というわけではありません。公式の紹介では過去の事件が手がかりになる場合も説明されています。

1話ごとに区切りを感じつつ、その先で関係がどうつながるかも気になる人向けです。

文章を読む負担は見ておきたいところ。後半は埋める文章量が増えると任天堂の紹介にあるため、「短い単語を選ぶだけだから読書が苦手でも問題ない」とは言い切れません。

人物名や単語を繰り返し確認することが、遊びの中心にあります。

ヒントについては古い紹介に注意。2024年のRedux版の公式更新情報では、新しいヒントシステムと調査できる場所のマーカーが案内されています。

昔の版の説明だけで、ヒントがないゲームだと判断しない方がよいです。

止まった場面から材料を集め、最後は自分で事件の説明を仕上げる。この流れが気になるなら、最初の候補はCaseです。

謎を眺めるより、答えを組み立てるところまでやりたい人にすすめます。

SteamでThe Case of the Golden Idolを確認する

Steam本編(セット・サウンドトラック・DLCを除く)

The Rise of the Golden Idol

Golden Idolの続編は、1970年代の事件を扱います。科学者や企業、さまざまな思惑を持つ人たちが関わる20の事件を調べる作品です。

シリーズ公式サイトでは、独立した続編として紹介されています。前作を持っていないと起動できない追加コンテンツではありません。

The Rise of the Golden Idolの公式画像。人物と画材が並ぶ美術教室の場面
『The Rise of the Golden Idol』より引用

基本は、現場を調べて重要な言葉を集め、人物の正体や動機、出来事を推理すること。Caseと同じく、情報を拾ったあとに自分で関係を考える遊びです。

違いとして気になるのは、章の終わりに複数の事件を振り返るパズルがある点。

Steamの公式説明では、解いてきた事件同士を結びつけ、全体のつながりを考える構造が紹介されています。

1つの現場で何があったのか分かることと、その事件がほかの出来事とどう関係しているか分かることは、別の楽しみです。

Riseの章末パズルでは、解いた事件のつながりも考えます。人物相関図や時系列を整理するのが好きなら、候補に加えたいですね。

1970年代という舞台にも好みが出ます。18世紀の貴族と黄金像を追うCaseに対し、Riseでは企業や研究などの要素が公式の紹介に登場します。

古い時代の一族の謎より、現代に近い組織や人間の思惑を扱う話に興味があるなら、Riseから検討する理由になります。

公開画像の美術教室でも、机や絵、人のいる位置を見渡せます。Caseの紹介画像と並べると、時代や絵の雰囲気が違うことが分かります。

推理の仕組みだけで決めにくければ、この世界を長く見ていたいかも選ぶ基準にしてよいと思います。

ただし、20事件だから12事件のCaseよりお得とは限りません。事件数とプレイ時間は同じではありませんし、どのくらい考え込むかでも遊ぶ時間は変わります。

この記事ではクリア時間を測っていないので、時間当たりの値段も出していません。

前作との順番は、シリーズを最初から追いたいならCaseからがおすすめです。発売順で作品の変化を見ていけるためです。

一方、1970年代の舞台に強く惹かれるなら、独立した続編と説明されているRiseを選ぶ考え方もあります。

前作の謎の答えを調べてから始める必要はありません。購入前に確認するのは遊び方と舞台で十分。

シリーズ物だからとあらすじを詳しく追いすぎると、これから考える楽しみまで知ってしまいます。

Caseにも事件をまたぐ推理がありますが、Riseでは章末のパズルでつながりを振り返れます。

現場ごとの調査に加えて、事件全体を整理する仕組みに惹かれるならRiseが候補です。初作と続編の優劣より、今どちらの舞台と謎に取り組みたいかで選んでみてください。

SteamでThe Rise of the Golden Idolを確認する

Steam本編(セット・サウンドトラック・DLCを除く)

Chants of Sennaar

言葉の通じない人たちが暮らす塔を旅し、未知の言語を読み解くアドベンチャーです。

殺人事件の犯人を捜す作品ではありませんが、観察した情報から意味を推理する遊びとして選びました。

人々の会話、壁画、周囲の状況が手がかりになります。記号に仮の意味を考えてノートへ書き込み、どこで使われる言葉なのかを調べていきます。

発売元の公式紹介で、探索と解読の基本が紹介されています。

Chants of Sennaarの公式画像。黄色い建物と未知の文字の会話画面
『Chants of Sennaar』より引用

このゲームを選びたくなる理由は、「分からない言葉」をそのまま謎にしているところです。

知らない単語を辞書で調べるように、初めから正しい意味を与えられるのではなく、使われる場面から考えることになります。

同じ記号でも、どこで誰が使っているかによって見え方が変わります。人の行動を観察して、いま何について話しているのかを想像する。

その仮説を別の場面で確かめるという仕組みが、推理ゲームを探している人にもすすめたい理由です。

公式画像には、黄色い街並みの中で交わされる、まだ意味の分からない記号の会話が写っています。

目の前には言葉があるのに、そのまま読めない。知らない言葉を理解していく過程に興味があるなら、この会話画面も選ぶ材料になります。

犯人や凶器を特定する推理とは、答えを得たあとにしたいことも違います。Chants of Sennaarでは、理解した言葉を使ってさらにその場所を読み解いていく。

事件の結末に向かうことより、知らない文化や場所を理解することに惹かれる人に合います。

ただし、記号を対応表へ入れるだけの問題集ではありません。発売元のゲームプレイ紹介には、環境のパズルや警備を避ける隠密の場面も出てきます。

移動やタイミングの要素を一切避けたい人は、この点を先に見ておきたいところです。

「文字が読めなくても遊べる」と「文字を読む必要がない」も違います。

そもそも文字の意味を考えることが中心なので、記号や言葉に注意を向けるのが苦手な人に、無条件ですすめられる作品ではありません。

反対に、文章を長く読み続けるより、目の前の状況と言葉の関係を考えたい人には面白い候補です。

文字量の少なさを理由に選ぶより、言葉が分かる過程を楽しみたいかで選ぶ方が、この作品には合っています。

Unheardと迷っているなら、聞き取った会話から人物を調べたいか、まだ意味の分からない会話自体を解きたいかを考えてみてください。

どちらも会話が手がかりですが、自分の頭を使う方向が違います。

事件の捜査という形にこだわらず、自力で意味を見つけるゲームを探している人へ。

5本のなかでは最も題材が離れていますが、そのぶん、推理の違う面白さを選べる1本です。

SteamでChants of Sennaarを確認する

Steam本編(セット・サウンドトラック・DLCを除く)

Unheard ー罪の代弁ー

過去の事件現場の音声を聞き、声の主やその行動を調べる推理ゲームです。

見取り図の中を移動しながら会話を聞き、場所と時刻の違いを手がかりに事件を組み立てていきます。

発売元の公式ページとPlayStationの特集では、声から人物や事件の関係を推測する仕組みが説明されています。

Unheard ー罪の代弁ーの公式画像。薄暗い部屋で人物と向かい合う会話画面
『Unheard ー罪の代弁ー』より引用

この作品で面白そうなのは、聞く場所を自分で選べることです。

普通の音声ドラマなら順番に届けられる会話を聞きますが、Unheardでは同じ時間帯に別の場所で何が話されていたかも追う。

情報を受け取る順番を自分で考えるところから推理が始まります。

誰が話しているのか、どこへ移動したのか、その発言はほかの会話とどうつながるのか。声の内容だけでなく、場所と時刻も整理する材料になります。

会話を聞きながら頭の中で人物を動かすことが好きなら、かなり気になる仕組みです。

事件現場を細かく見回すObra Dinnとは、調べ直す対象が違います。あちらは場面を見直し、こちらは会話を聞き直す。

同じように情報をつなぐ作品でも、絵から気づきたいのか、声から気づきたいのかで好みが分かれます。

映画やドラマで、別々の人物の会話がどうつながるのか考えるのが好きな人にすすめたいですね。

音声をただ流しておくより、気になったところを聞き直し、自分で関係を確かめたい人向けです。

そのぶん、音を聞ける環境は大切です。映像や文章をさっと見返す遊びと比べると、会話を確かめるために再生を追うことになります。

移動中に音を出せないときや、別のことをしながら遊びたいときは、購入する前に自分の遊ぶ環境を考えておきたいです。

日本語対応は、古い情報と違う場合があります。2026年10月8日に確認したSteamの公式言語表では、日本語のインターフェイスとフル音声にチェックがあります。

日本語版は家庭用ゲーム機だけ、と考える必要はありません。

ただし、同じ言語表の字幕欄にはチェックがありません。

文字情報が一切ないという意味ではありませんが、すべての音声を日本語字幕で追える作品としては紹介できません。

音声を聞くことが難しい場合は、字幕のある一般的なアドベンチャーと同じ感覚で買わず、必要な表示があるか確認したいところです。

公式の会話画面では、薄暗い部屋で人物と向かい合っています。捜査では見取り図を使い、人物を直接操作せずに声を追います。

登場人物と向かい合う画面だけでなく、この調査方法に惹かれるかどうかで選びたいですね。

声だけを聞いて考えることに興味があるなら、Unheardを選ぶ理由ははっきりしています。

5本のなかで「聞き直すこと」を推理の中心に置きたい人へ、まずすすめたい作品です。

SteamでUnheard ー罪の代弁ーを確認する

Steam本編(セット・サウンドトラック・DLCを除く)

購入前に確認したい日本語と遊べる機種

ここまでで気になる作品が見つかったら、次は遊ぶ機種と版を確認しましょう。ゲーム名が同じでも、追加シナリオの入り方や言語表示は同じとは限りません。

比較しやすいよう、下の価格は日本向けSteamの本編通常価格でそろえています。

2026年10月8日の公式ストア情報を確認したもので、セール価格ではありません。家庭用ゲーム機版やセット商品の価格とは別です。

作品Steam本編通常価格Steam対応OS国内PlayStation版国内Xbox版
Return of the Obra Dinn2,300円Windows・macOSPS4/PS5互換Xbox One・Series X|S
The Case of the Golden Idol1,840円Windows・macOS・LinuxPS5Xbox One・Series X|S
The Rise of the Golden Idol2,300円Windows・macOSPS5Xbox One・Series X|S
Chants of Sennaar2,480円WindowsPS4/PS5互換Xbox One・Series X|S
Unheard ー罪の代弁ー1,010円Windows・macOSPS4/PS5互換Xbox One・Series X|S

SteamのOS表記は、手持ちのパソコンでの動作保証ではありません。購入前に各ストアの必要動作環境まで見てください。

特にMacで遊ぶ場合、Windows対応のゲームを同じように起動できるとは限りません。

Nintendo Switch版は5作品とも国内の公式掲載があります。

ただし、今回確認できた資料には過去の発売案内も含まれ、現行の日本向けストア価格を5本すべて取得できたわけではありません。

上のSteam価格をSwitch版の値段として使わないでください。

スマホ版のある作品もありますが、最初からPC版と同じ言語や内容だとは考えない方がよいです。

小さな画面で人物名や記号を見たいかという好みもあるため、値段だけで機種を決めず、実際の商品画面で確認してみてください。

日本語の表示と音声は別に確認する

Steamの言語欄は「インターフェイス」「フル音声」「字幕」に分かれています。日本語対応という一言だけでは、どの部分が日本語なのか分かりません。

Obra Dinn、Case、Riseの3作品は、日本語のインターフェイスと字幕にチェックがあります。日本語フル音声のチェックはありません。

Unheardには日本語のインターフェイスとフル音声にチェックがあり、字幕欄は空欄です。

Chants of Sennaarは日本語のインターフェイスにチェックがあります。音声と字幕の欄は空欄。

未知の言語を解読するゲームなので、一般的な会話劇と同じ言語欄の見方だけで判断しにくい作品でもあります。

この確認結果はSteam版のものです。他機種版へそのまま当てはめず、購入先の対応言語を見てください。

とくにCaseの日本向けApp Storeは、今回見た言語メタデータが英語のみでした。日本語の紹介文があることと、アプリの日本語対応は別です。

スマホ版のGolden Idolについては、以前のNetflix版を紹介した記事もあります。Playstackの案内ではNetflix版の削除と、別の販売版について説明されています。

古い記事のリンクから探して見つからない場合は、現在の販売元とアプリ名を確認してください。

本編と追加コンテンツの買い方を分ける

Golden Idolは、本編だけの商品と追加シナリオを含むセットが並んでいます。

最初の比較では本編同士の価格を見て、追加の事件も遊びたくなったら内容を確認する、という順番が分かりやすいです。

CaseのSteamストアには、『The Spider of Lanka』『The Lemurian Vampire』という追加シナリオがあります。

Complete Editionという名称のセットもありますが、機種によって同梱品は同一とは限りません。

RiseのSteamストアにはDetective Passと、それを含むDeluxe Editionがあります。

CaseとRiseの両方が入るセットもあるため、似た名前だけで選ぶと、欲しかった本編や追加コンテンツを取り違えかねません。

先に決めたいのは、シリーズのどちらを始めたいかです。未経験なら一度にすべてをそろえる必要はありません。

舞台や調査の仕組みが気になる方を選び、その版に何が入っているかを見ると買い物がすっきりします。

Unheardの家庭用向け『Voices of Crime Edition』は、本編と「致命的なシナリオ」を収録すると発売元が案内しています。

一方、Steamのほかの追加コンテンツまで、本編と同じ日本語対応だとは判断できません。追加分を買うときも個別の言語欄を確認しましょう。

なお、サウンドトラックは新しい事件が遊べる追加シナリオとは別の商品です。

セットの項目数だけを見るより、ゲーム本編・事件の追加・音楽を分けて読むと、自分が欲しい内容を選びやすくなります。

ヒントと操作の相性を先に見る

難しい推理ゲームを探していても、長く行き詰まったときにどこまで助けがほしいかは人によって違います。買う前にヒントの有無を気にするのは自然なことです。

ここで分けたいのは、物語の中の手がかりと、詰まったときの救済機能。会話に手がかりがあることは、そのゲームにヒントボタンがあることを意味しません。

今回、具体的な更新として確認できたのはCaseのRedux版にある新しいヒントシステムです。

ほかの作品について、同じ基準でヒントの段階数や答えの示し方までは確認していません。そのため「初心者向け順」「ヒントが少ない順」の順位はつけていません。

Steamの商品ページには、CaseとRiseのデモへの案内があります。配信状況や自分のOSへの対応を確かめたうえで、単語を集めて解答する操作が合うかを見るとよいです。

全編の難しさまでは分かりませんが、操作と文字の見やすさを判断する材料になります。

映像で確認するなら、最初から長い実況を追うより、公式の短い紹介を先に見るのがおすすめです。

解答欄を完成させる場面や先の事件を見続けると、これから自分で考える材料を知ってしまうことがあります。

1本選べたあとは、情報を集めすぎないのも楽しみ方のひとつ。犯人の名前や答えを知る前の時間は、その作品で一度しか味わえません。

遊びの相性が分かったところで始めてしまうのもありです。

まとめ

最初の1本を絞るなら、何を手がかりに考えたいかで選ぶのがおすすめです。

  • 止まった現場を調べ、事件を文章にしたいならThe Case of the Golden Idol
  • 船の中を歩き、人物と場面をつなぎたいならReturn of the Obra Dinn
  • 複数の事件の関係を1970年代の舞台で追うならThe Rise of the Golden Idol
  • 知らない言葉と文化を読み解きたいならChants of Sennaar
  • 声と時刻を聞き比べ、会話から事件を追いたいならUnheard ー罪の代弁ー

静止した現場を調べるか、空間を歩くか、音を聞くか。推理が好きという共通点があっても、長く付き合いたくなる手がかりは人それぞれです。

気になる仕組みが見つかったら、日本語対応と購入する版を確かめて、その謎へ進んでみてください。答えは、まだ知らないままで。

おわり!

どうも、なす(@nasuyowa)です。

映画と漫画、アニメ、ゲームが好きです。面白かった作品や、買ってよかったものを紹介してます。

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